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地熱工学入門
天候にも左右されず、安定した供給が可能であり、また環境へ影響の少ない地熱エネルギー。地熱エネルギー利用の理論から、地熱発電にとどまらないその幅広い応用までを解説する。【「...
地熱工学入門
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商品説明
天候にも左右されず、安定した供給が可能であり、また環境へ影響の少ない地熱エネルギー。地熱エネルギー利用の理論から、地熱発電にとどまらないその幅広い応用までを解説する。【「TRC MARC」の商品解説】
天候にも左右されず,安定した供給が可能であり,また環境へ影響の少ない地熱エネルギー.日本はその世界で3番目の資源大国である.本書は,地熱エネルギー利用の理論から,地熱発電にとどまらないその幅広い応用までを解説するテキスト.【商品解説】
目次
- 準備――基礎知識の整理
- 第1章 地球の熱
- 第2章 火山の熱
- 第3章 熱水系
- 第4章 地熱の探査
- 第5章 地熱系のモデルの作成と資源量評価
- 第6章 地熱エネルギーの利用法
- 第7章 地熱エネルギー利用の貢献
- 第8章 将来的な地熱エネルギー利用
- [付録]熱伝導の基礎/熱伝導における役立つ解/熱対流の基礎/地熱地域にみられる種々の地熱徴候
著者紹介
江原 幸雄
- 略歴
- 〈江原幸雄〉九州大学名誉教授。地熱情報研究所代表。2013年日本地熱学会賞功績賞受賞。
〈野田徹郎〉(独)産業技術総合研究所名誉リサーチャー、地熱情報研究所事務局長。2012年温泉関係功労者環境大臣表彰。
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今後の技術の進展に期待
2019/03/15 12:07
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投稿者:月面考古学 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いわゆる脱原発に関しては、自民党など与党側も将来的には自然エネルギーに転換と謳っている。
しかし、その自然エネルギーは往々にして専門技術者の不足・立地条件の厳しさ・地域社会との軋轢といった問題が山積しており、エネルギーシフトが進んでいるとは言い難い。
そのような現状を鑑みて本書が出版された。地熱エネルギーに関しては一般向けに分かりやすく紹介した本は既にあるので、そうしたものからこの分野に興味を持った理工系の人材を対象として、多少高度な内容も敢えて収録されている。
価格に反してそれほど多くの知識や実例が述べられている訳ではないが、逆に言えば、それだけ地熱発電というのは技術的に未発達な分野だということだろう。
ゆくゆくは質も量も本書を越える一冊が世に出ることを願う。