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商品説明
標高四千メートルの高地に栄えたアンデス文明。繁栄を支えたのはジャガイモだった! 今なお謎に包まれるインカ帝国成立の起源に、栽培植物の起源という観点から挑んだ35年におよぶフィールドワークの集大成。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
山本 紀夫
- 略歴
- 〈山本紀夫〉1943年大阪生まれ。京都大学大学院博士課程修了。農学博士。国立民族学博物館民族文化研究部教授、総合研究大学院大学併任教授。著書に「インカの末裔たち」など。
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出版社からのオススメ
2004/03/04 03:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こや - この投稿者のレビュー一覧を見る
〈主要目次〉
序章 何がアンデス文明を生んだのか
第一章 アンデス——ジャガイモの故郷
第二章 ジャガイモの誕生
第三章 開花する農耕文化
第四章 インカ帝国の食糧は何であったか
第五章 インカの末裔たちの村へ
第六章 根栽農耕文化の展開
終章 ジャガイモとトウモロコシと新大陸文明
【担当編集者から】
著者が初めてアンデスへ調査に渡ったとき,わたしは2歳の幼児だった.ろくに言葉もしゃべれず,いまと違って犬も怖くはなかった.それからの36年は,その幼児を犬恐怖症の中年男に変えるに十分な年月だったわけだが,その間も著者は毎年アンデスに通い詰め,文字どおり体を張って研究をつづけ,「ジャガイモ」から文明の成立を解き明かす大成果をものにした.その知見をまとめたのが本書である.著者は昨年一年間を本書をまとめる最終的な作業にあてた.アンデス調査に行かなかったのは,初めて調査に足を踏み入れた1968年以来初めてのことだった.生粋のフィールドワーカーである著者は,すべての作業から解放されるやいなや,たちまちリマに向けて風のように旅立った.