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紙の本
ポピュリズムを考える 民主主義への再入門 (NHKブックス)
著者 吉田 徹 (著)
古臭い大衆迎合政治と否定されながら、世界的に大きなトレンドとなっているポピュリズム。伝統的なポピュリズム政治から、ネオ・リベラル型、現代ポピュリズムまで、そのメカニズムを...
ポピュリズムを考える 民主主義への再入門 (NHKブックス)
ポピュリズムを考える 民主主義への再入門
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商品説明
古臭い大衆迎合政治と否定されながら、世界的に大きなトレンドとなっているポピュリズム。伝統的なポピュリズム政治から、ネオ・リベラル型、現代ポピュリズムまで、そのメカニズムを明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
吉田 徹
- 略歴
- 〈吉田徹〉1975年生まれ。東京大学総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。北海道大学法学研究科/公共政策大学院准教授。著書に「ミッテラン社会党の転換」など。
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ポピュリズムの分かりやすいテキスト
2015/10/18 06:04
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投稿者:タヌ様 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イタリアのベルルスコーニとフランスのサルコジ氏の政権獲得の仕方をマーケティングベースのキャンペーン、ストーリーテラーそしてターゲット選択による選挙活動を現代のポピュリズム事例として扱われているところはなるほどと思えるものである。
もちろん、その帰結はといえば、やはり両者とも権力の座を降りてしまい、次の展開になっているが、やはり著者の捉えるポピュリズム的なことに変わりはなく、この分野では数少ない思い入れだけの強いものや、非難一点張りとは違った落ち着いたものである。
ただし著者も安易に熟議の民主主義への期待と言うのは、いっこうに有効なものたり得ていないのが現状。掛け声倒れのままであろう。