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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/02/10
- 出版社: 日経BP
- サイズ:20cm/229p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-296-00137-8
読割 50
紙の本
日の丸コンテナ会社ONEはなぜ成功したのか?
お荷物事業部門が統合されて生まれた会社の利益が2年連続2兆円に! シンガポールという出島で奇跡の物語を繰り広げている、コンテナ輸送を手がける海運会社ONEを取り上げ、その...
日の丸コンテナ会社ONEはなぜ成功したのか?
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商品説明
お荷物事業部門が統合されて生まれた会社の利益が2年連続2兆円に! シンガポールという出島で奇跡の物語を繰り広げている、コンテナ輸送を手がける海運会社ONEを取り上げ、その発足から快進撃に至る歴史を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
鮮烈なマゼンタ(赤紫色)のコンテナやコンテナ船を見たことがありますか? 日本海運業の存亡を賭けた日本郵船、商船三井、川崎汽船のコンテナ船事業部門の大統合で誕生したシンガポールに本拠を置くオーシャン・ネットワーク・エキスプレス、略称ONE。2017年に設立されたONEの軌跡とコロナ禍による世界のコンテナ業界の大激動を追ったビジネスドキュメント。著者は海運専門紙記者と海運研究者。
世界第2位のコンテナ港を擁するシンガポールで、邦船3社の30代、40代が中心となって作り上げた19カ国のスタッフを抱える多国籍かつ世界標準のスタートアップは、結果としてコロナ禍によるサプライチェーンの混乱とコンテナ運賃急騰などもあり、2年連続で2兆円の利益を上げる。赤字お荷物部門からの大逆転劇だ。
成功のキーワードは、「出島組織」。その定義は、以下の2点。
①本体組織から何かしらの形ではみ出して
②新しい価値を生む組織
ONEの目覚ましい成功は、日本の伝統的な大企業、いわゆるJTC(Japanese Traditional Company)の再生の方向性を示す格好の事例と言えるだろう。
【商品解説】
目次
- プロローグ
- 邦船社3社が赤字お荷物事業を統合してシンガポールに飛ばしたら、
- 「出島組織」に奇跡が起きて2年連続で利益が2兆円!
- 第1章 世界的不況とコンテナ市況の低迷
- 邦船3社、コンテナ事業の統合を発表
- リーマン・ショックとマースク・ショック
- 3社の苦闘と苦悩
- 効率化も規模の壁
- コンテナ船の大型化と業務効率化
著者紹介
幡野 武彦
- 略歴
- 〈幡野武彦〉日本海事新聞編集局長。
〈松田琢磨〉拓殖大学商学部教授。博士(学術)。専門は海運経済学、物流(国際・国内)。
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円安はマイナスばかりじゃない
2023/08/02 11:08
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「川崎汽船」「商船三井」「日本郵船」という100年を超える歴史のある海運会社が頑張っている、円安のマイナス面ばかりマスコミは報道するけれど、悪いことばかりじゃないのだ