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紙の本
中世王朝物語全集 1 あきぎり
著者 市古 貞次 (ほか編集委員),福田 百合子 (校訂・訳注),鈴木 一雄 (校訂・訳注),伊藤 博 (校訂・訳注),石埜 敬子 (校訂・訳注)
院政期から鎌倉時代に生み出され、今に伝わる中世王朝物語。1は、「あきぎり」「浅茅が露」を、原文と現代語訳の2段組みで収録。年立・解題等付き。【「TRC MARC」の商品解...
中世王朝物語全集 1 あきぎり
中世王朝物語全集〈1〉あきぎり・浅茅が露
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商品説明
院政期から鎌倉時代に生み出され、今に伝わる中世王朝物語。1は、「あきぎり」「浅茅が露」を、原文と現代語訳の2段組みで収録。年立・解題等付き。【「TRC MARC」の商品解説】
あきぎり(あきぎり)福田百合子[校訂・訳注]
荒れた三条邸に住む姫君と契りを結んだ三位中将だが、
妻の母や乳母の祈禱によって訪れが絶えてしまう。
両親とも亡くして流浪する三条の姫君は、
密かに三位中将との間の姫君を出産。
やがて東宮に入内し、即位に伴って中宮に上る。
三位中将は失意の中に病死する。
男女の明暗の対照を鮮やかに描き出す、
新出の孤本の初の注釈書。
浅茅が露(あさぢがつゆ)
鈴木一雄 伊藤博 石埜敬子[校訂・訳注]
日月の光にも譬えられる二位中将と三位中将。
色好みの二位中将は、帝の姫君に失恋し、
失意の中、面ざしの通う姫君と方違え先で契る。
その姫君は義父の邪恋から逃れて身を隠し、
密かに二位中将の男子を出産するが、息絶える。
一方、道心あつい三位中将は、偶然、二人の形見の
男子を見出だし、しかも蘇生した姫君とも出会う。
多様な人間模様を謎解きふうの構想に織り込めた魅惑的な物語。【商品解説】
目次
- あきぎり(あきぎり)福田百合子[校訂・訳注]
- 上巻本文
- 注
- 下巻本文
- 注
- 年立・系図・解題
- 浅茅が露(あさぢがつゆ)鈴木一雄 伊藤博 石埜敬子[校訂・訳注]
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