電子書籍
日本企業の情けなさを感じる
2021/12/11 21:29
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投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アメリカのスタートアップについて綴った一冊。アイデアが新しかったり、社会的課題を意欲的に解決していたりで読んでるだけでワクワクする。と同時に、最近一番成功したスタートアップがメルカリな日本が情けなく感じた。もちろんメルカリに責任はないのだが、、
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世界的な
2021/01/22 17:41
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投稿者:いのぜい - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界的な視点で物事を見ていくこと、それがこれからの必須の能力だ。
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<目次>
第1章 イノベーションが私たちの「業界」を破壊する
第2章 プラットフォームによる業界破壊企業
第3章 ビジネスモデルによる業界破壊企業
第4章 テクノロジーによる業界破壊企業
第5章 起業は、小さく始める、かしこく学ぶ
第6章 「ハッピーイノベーション」で不穏な時代を乗り越える
<内容>
若い頃から起業をしては潰してきた著者の、最近の革新企業(多くはアメリカ)を紹介しつつ、その分析をしている本。
この手の他の本と分析に違いは少ないが、この段階での「業界破壊企業」を端的に紹介しているところが面白かった。
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業界破壊企業を「価値創造」と「価格破壊」というイノベーションの二つの視点とプラットフォーム型、ビジネスモデル型、テクノロジー型という何よってイノベーションを起こしているかという三つの視点から2x3のマトリクスを構成して俯瞰的に捉えます。そして、プラットフォーム型、ビジネスモデル型、テクノロジー型の順にそれぞれの企業を背景となる市場から成功のポイントを抽出して解説します。更には全体としての傾向を分析し、「ソーシャルシフト」をもっとも大切なビジネスリソースとして挙げているところにブレない著者の哲学を感じます。終章では、Uber上場、WeWork問題に端を発したバブル崩壊への予兆はコロナウィルスによってさらに傷が深くなるだろう、としながらも紹介するハッピーイノベーションに明るい希望を見出しました。恐ろしいタイトルですが、Withコロナ時代に向けての気付きと勇気が詰まっている良書です。
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イノベーションには2種類ある。
・持続的イノベーション(既存顧客の満足度向上のための現品改善
・破壊的イノベーション(新技術で業界構造の破壊
その中で、破壊的イノベーションは更に分かれる。
・新規市場に新しい価値を提供(価値創造
・既存市場にコストダウンを提供(価格破壊
最新のスタートアップでは、破壊的イノベーションの具体的な起し方は3つに分類できる。
・プラットフォーム型(c2cなど
・ビジネスモデル型(フリー、サブスク、顧客特価、体験シンプル
・テクノロジー型
イノベーションを起こすには、無消費を探す。
潜在的なニーズがあるのに使われていない状況のこと。
その要因は、スキル・お金・アクセス・時間。
あとは創業者の純粋な思い。
メッセージに、イノベーティブなアイデア+実現するためよテクノロジーが加わることで、イノベーションは生まれる。それが今の時代にはマッチしなくなってきたスケールを狙うビジネスではなく、人々の共感を生み幸せの連鎖になるビジネスとなる。
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MOOC
coursera Stanford, Michigan, Princeton
edx Harvard,MIT
Udacity
2014 ミネルバ大学
SF,Seoul, ハイデラバード(india)、ベルリン、ブエノスアイレス、London、台北
アルビン・トフラー パワーシフト
暴力→富→知識
Zipline international
ドローンを使って血液を運ぶ
ルワンダ 国全体でドローンの輸送網が整備されている
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この本では、イノベーションによって業界の勢力図を一変させてしまった「ディスラプター」が紹介されている。まずイノベーションを単純分類して、1. 価値創造と、2. 価格破壊の視点でとらえ、さらに、何によってイノベーションを起こしているかという視点を加えている。①プラットフォームで需要と供給をつなぐもの(プラットフォーム型)。②ビジネスモデルで常識を超えた顧客体験をつくるもの(ビジネスモデル型)。③模倣しにくい独自の技術を強みにするもの(テクノロジー型)
プラットフォーム型には、オンライン宅配のDoor-Dashとか、p2pレンディングによる学生ローンのSofiなどがある。ビジネスモデル型には、在宅フィットネスのPelotoneとか、セリの貧困という社会問題とむきあうThinxがある。テクノロジー型には、微生物による農業効率化のIndigo Agとか、植物を使った人工肉製造のImpossible Foodsがある。
ディスラプターを分類する半面、共通点も見出されており1.主役はミレニアム、2.ビジネスの価値基準はサステナブル、3.成功の方程式はリーンスタートアップ であった。ミレニアル世代はデジタルネイティブであり、SNSで多くの情報や感情をシェアし、ときに行動を共にします。SNSにおけるキーワードは共感であり、今やビジネスを構築する上で共感はもっとも大切なテーマである。
不穏な時代が到来している。スタートアップバルブ崩壊の予兆に加えて、コロナショックによって、巨大な金融危機が世界経済を襲う可能性が高まってきている。時代は、「スケールアップを目指した野心的な企業」から「幸せの連鎖をうむサステナブルな企業へ」と変わっていくだろう。
まずは、自分が夢中になれるスモールアイディアをひらめくところからスタートして、無理に拡大するのでなく、自然の流れを大切にしながら、幸せの連鎖を産んでワクワクすることが、生きる活力となり、明るい未来となるだろうと締めくくっている。
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シリアルアントレプレナーであり時代の波に翻弄され、全てを経験してきた筆者による、業界を破壊するような新興企業をテーマにした本であるが、これからの時代にマッチしたスタートアップのあり方が、物質的な価値を超えて人々の幸せを追求する新しい事業創造であるハッピーイノベーションであるというのは、とても共感できた。
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さっくり読めました。
【良かった】
・カタログ的で、自分で使ってみたいサービスがいくつか見られた。
・今の切り詰めモデルが限界に近く、ハッピーイノベーションというものは理想論的にも聞こえるが確かに方向性としてはありうると思った。
【悪かった】
・薄いので、例えばMOOCの重要性などに深く切り込めていない
・リーンローンチなど、教科書的な内容が申し訳程度に載っていたが不要。
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イノベーションとは、新しい価値を作り出すこと。
新しい価値で人々の幸せを与えることができる。
物を売るではなく、その物の価値だけでなく、使い続けることでの幸福、満足感を与えられる物を提供できるか。
共感を与えられる企業が、成功できる。
本書では、さまざまな企業が紹介されている
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新規ビジネスへの目の付け所が素晴らしい企業、面白い企業がたくさん取り上げられていて勉強になりました。株式投資での銘柄選択で、参考にしたいと思いました。
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サクッと読めて、時事的なのでいま読むのに最適だった。業界の整理、理解だけでなく、最後のハッピーイノベーションなど、なるほどと思う解説がコンパクトにまとまっていて良いと思う。
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・ディスラプターは4つのパターンに集約される。
顧客の特化、顧客体験のシンプル化、コストのフリー化、コストのサブスク化。
・共感が大切なビジネスリソースになる。
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2021年12冊目。満足度★★★★☆ 2013年から毎年発表されている「CNBC 」ディスラプター50」において2019年度に選出された50社の中から22社が紹介されている。
業界秩序や商習慣にとらわれずに、斬新なビジネスモデルやテクノロジーを市場に持ち込み、驚くべきスピードで成長するスタートアップ企業たち。文字通り「業界を破壊するような新興企業」でした。
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https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334044756 ,
https://www.join-the-dots.net/