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紙の本
「駅の子」の闘い 戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史 (幻冬舎新書)
著者 中村 光博 (著)
「駅の子」「浮浪児」などと呼ばれた戦争孤児。飢えと寒さ。物乞いや盗み。戦争が終わってから始まった闘いの日々…。これまで口を閉ざしてきた「駅の子」たちが、初めてその体験を語...
「駅の子」の闘い 戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史 (幻冬舎新書)
「駅の子」の闘い 戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史
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商品説明
「駅の子」「浮浪児」などと呼ばれた戦争孤児。飢えと寒さ。物乞いや盗み。戦争が終わってから始まった闘いの日々…。これまで口を閉ざしてきた「駅の子」たちが、初めてその体験を語る。NHKスペシャルを書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
戦争で親を失い路上生活を強いられ、「駅の子」「浮浪児」などと呼ばれた戦争孤児。飢えと寒さ。物乞いや盗み。戦争が終わってから始まった闘いの日々。しかし、国も周囲の大人たちも彼らを放置し、やがては彼らを蔑み、排除するようになっていった。「過去を知られたら差別される」「思い出したくない」と口を閉ざしてきた「駅の子」たちが、80歳を過ぎて、初めてその体験を語り始めた。「二度と戦争を起こしてほしくない」という思いを託して――戦後史の空白に迫り大きな反響を呼んだNHKスペシャル、待望の書籍化。【商品解説】
著者紹介
中村 光博
- 略歴
- 〈中村光博〉1984年東京都生まれ。東京大学公共政策大学院修了。NHK社会番組部ディレクター。「クローズアップ現代+」や「NHKスペシャル」などを制作。
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戦争孤児の壮絶な人生を知られる1冊
2020/03/05 23:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争孤児となった年配の方々を、テレビディレクターである著者が取材し、戦争孤児の壮絶な人生をまとめ上げた1冊です。
戦争孤児という境遇に陥った皆さんが、社会からいじめられたことを、勇気を出して告白していただけたことは実に有意義なものでしょう。私は当書を読み終えたことで、戦争孤児の詳細を知り、やはり戦争は不幸な人を増やすだけ、避けねばならないと再認識できました。
ある戦争孤児経験者の方が、自らが子ども時代にいじめを受けた立場から、現在いじめを受けている子どもたちに対しある1つのアドバイスをしているのが、当書の巻末辺りに取り上げています。参考になれば幸いです。