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紙の本
資本主義と民主主義の終焉 平成の政治と経済を読み解く (祥伝社新書)
見えてきたのは、日本が資本主義を“卒業”していく過程であり、政治が大きく変質・劣化していく様だった−。平成31年間を6つの時代に分けて分析。そのうえで平成を総括し、今後を...
資本主義と民主主義の終焉 平成の政治と経済を読み解く (祥伝社新書)
資本主義と民主主義の終焉――平成の政治と経済を読み解く
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商品説明
見えてきたのは、日本が資本主義を“卒業”していく過程であり、政治が大きく変質・劣化していく様だった−。平成31年間を6つの時代に分けて分析。そのうえで平成を総括し、今後を予測・提言する。【「TRC MARC」の商品解説】
資本主義と民主主義の終焉 平成の政治と経済を読み解く【商品解説】
著者紹介
水野和夫
- 略歴
- 〈水野和夫〉1953年生まれ。法政大学教授。博士(経済学)。専門は現代日本経済論。
〈山口二郎〉1958年生まれ。法政大学教授。専門は行政学、現代日本政治論。
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紙の本
終わったもの、終わらせてはいけないもの
2019/08/26 10:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:魚太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
平成という時代の歴史的意義は、生産力増強の時代が終わったことを確認する時代だったということ。「より遠くへ、より速く、より合理的に」とする思考を捨てて、「より近く、よりゆっくり、より寛容に」という思考に切り替えねばならない。経済学者の視点は明確で、よくわかる。一方で政治は、対象が単純でない。民主主義の終焉と言われても、そもそも守るべき「民主主義」なるものが実現されたためしがあったのだろうか。民主党政権の挫折がそれを象徴している。結局、アメリカ追従の自己保身勢力が日本の政治を支配している構造は変わらず、社会は分断され二極化し、現状に対しては悲観的にしかなれず展望が開けない。資本主義は終焉しても、民主主義は終わらせてはいけない…と言われても、「民主主義」という言葉から連想される理想像は現実には存在せず、何をどう終わらせてはいけないのか。「民主主義」への思いを、終わらせるなということか。
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平成という時代を鋭く分析した好著
2020/03/13 10:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:パミチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
政治学者の山口二郎氏と経済学者の水野和夫氏が平成という時代を政治面では山口二郎氏、経済面では水野和夫氏が各々の分野で鋭く分析している。内容としては第1章から第6章で平成の31年間を六つに分けてその時代の特徴を探り、第7章で平成の31年間を総括し、第8章で将来の展望を語っている。平易な文章で読みやすく分析の鋭さに視野を広げられた感がある。
水野和夫氏の「21世紀の課題は分配問題であり、それは市場では解決できず政治で解決していく以外に方法がない。そのためには民主主義が機能していなければならない。」と言う言葉が印象的である。経済と政治は不可分であり、決して民主主義を終わらせてはならない。
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平成とは何だったのか
2019/09/07 15:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
元号が「令和」になったばかりだというのに、もう、「平成」を総括できるの?半信半疑で読み始めたが、最初の数ページで引き込まれ、一気に読み終えた。「平成」といえば、バブル崩壊後の失われた20年、30年という印象が強いが、それ以上に、戦後日本の分岐点であることの意味をよく理解できた。混沌とした時代を解説しているだけに、為政者の判断に憤りを感じたり、ため息をつきたくなる場面もしばしばだが、事実を淡々と丁寧に取り上げ、なおかつそれが、ですます調で語られることにより、読者は「平成」という時代を冷静に振り返ることができる。そんな本である。
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平成の総括
2019/06/16 09:37
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
平成の31年間を6つに分けて、分析、解説されていて、よくわかりました。民主主義が、変質しているのかなと思いました。