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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2019/03/15
- 出版社: 新日本出版社
- サイズ:20cm/170p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-406-06337-1
紙の本
いつか、太陽の船
宮城県・気仙沼で大地震にあった海翔は、家族みんなで北海道・根室に移住した。造船業を営む両親は、ここで再出発をはたすが、海翔は今も津波の記憶に苦しんでいた。そんなある日、海...
いつか、太陽の船
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商品説明
宮城県・気仙沼で大地震にあった海翔は、家族みんなで北海道・根室に移住した。造船業を営む両親は、ここで再出発をはたすが、海翔は今も津波の記憶に苦しんでいた。そんなある日、海翔はほくろのあるカモメに出会い…。【「TRC MARC」の商品解説】
宮城県・気仙沼で大地震にあった海翔は、家族みんなで北海道・根室に移住した。根室は漁港、サンマの街だ。造船業を営む両親は、出会った人びとに支えられ、ここ根室で再出発をはたした。津波の記憶は今も海翔を苦しめる。別れ別れになった友だち、近所のおばさん。そして、海翔の腕から飛び出し走り去ってしまったスパナ――。【商品解説】
著者紹介
村中 李衣
- 略歴
- 〈村中李衣〉1958年山口県生まれ。ノートルダム清心女子大学教授。日本児童文学者協会会員。「おねいちゃん」で野間児童文芸賞、「チャーシューの月」で日本児童文学者協会賞受賞。
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紙の本
編集長の方の出版秘話を伺い、著者の方のお人柄に触れて!
2019/11/19 12:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る
編集長の方のお話を伺い、著者の方のあたたかいお人柄に触れて、この物語の舞台、気仙沼に訪れたことがあったり、身近に造船に関わる方がいたり、そういうことが重なり、読んでみたいと購入しました。表紙のサンマの絵は、作品の舞台となった土地の小学生の子供達が描いた絵も使われています!東北の震災のこと、その時に、一緒に逃げるときに、主人公の男の子の手からスルリと逃げて、行方不明になっている愛犬のこと。ベトナム人実習生のこと、主人公の男の子の母親は、神戸の震災も体験していて、明るく前向きに生きているけれど、まだまだ、消化しきれない気持ちを抱えていて、実の両親はもういないけれど、その気持ちを受け止めてくれる実の母の様に義理の母親がいる!色々な現実を考えながら読むことができる本です!著者の方のあたたかい気持ちが感じられる読後感です!大人も子供も幅広い世代の方に読んでいただきたいです!