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  • みんなの評価 5つ星のうち 5 1件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2009.3
  • 出版社: 誠信書房
  • サイズ:20cm/242p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-414-30418-3

紙の本

自閉症という体験 失われた感覚を持つ人びと

著者 ドナ・ウィリアムズ (著),川手 鷹彦 (訳)

自閉症と診断された著者が、人が生きるための「感覚システム」と「解釈システム」について語り、この2つを使い分けることが社会生活の豊かさにつながり、その実現に重要な役割を果た...

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自閉症という体験 失われた感覚を持つ人びと

税込 2,530 23pt

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商品説明

自閉症と診断された著者が、人が生きるための「感覚システム」と「解釈システム」について語り、この2つを使い分けることが社会生活の豊かさにつながり、その実現に重要な役割を果たすのが芸術行為であることを指摘する。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー1件

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評価内訳

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紙の本

さてこれは何の本なのか

2009/06/03 23:41

8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんとも不思議な感じである。

おっと、困ると何でも不思議と言ってしまうなぁ。

私の表現なんかははるかに超えるものだけど惹かれて止まない。

これがどんなに素敵なのかを伝えるのに、
やっぱり言葉に頼らざるを得ない悲しさと
それでも出会えたことを伝えたいと思うことの幸せが交じり合っている。

この本は、どこに分類されるかなぁと考えてしまう職業病というのか、
ガッチガチの悟性=解釈(mind)システムで生きている私。

名づけ、意味づけをしないと、この世界のものを
自分の中に存在させることができないと思ってしまう私。

だけど、感覚(sence)システムにあこがれる、
「五感を開きたい」が口癖の私。

だから、あこがれを言葉にすべくあがかずにはいられない。

本書は、
自伝的連作『自閉症だった私へ』(原題:Nobody Nowhere)、
『自閉症だった私へ2』(原題:Somebody Somewhere)、
『自閉症だった私へ3』(原題:Like Color to the Blind)、
と小冊子『自閉症:内から外へ分け入ること』(Autism; An Inside- Out Approach)、
詩と散文集『ただの何かではない』(Not Just Anything)に
続く作品である。

ドナの著作の翻訳書としては最新作であるが、
実際は、『ドナ・ウィリアムズの自閉症の豊かな世界』
(The Jumbled Jigsaw : An Insider's Approach to the Treatment of Autistic Spectrum "Fruit Salads")の方が後に書かれている。

本書が1998年、
『ドナ・ウィリアムズの自閉症の豊かな世界』が2006年の出版である。

『ドナ・ウィリアムズの自閉症の豊かな世界』は、
自らの経験と相談員としての経験を生かして、
独自の自閉症論を円熟させている。

彼女は、感覚システムに生きてきた人で、
ゆっくりゆっくり解釈システムを獲得したからこそ、
多くの人が意識する前に失ってしまっている感覚システムを保持していて、
感覚システムの世界を、
解釈システムに生きている人にもわかるように語れる人である。

ゆっくりゆっくり時間をかけて獲得した解釈システムを使って、
彼女は自分のことを語り、書いた。

『ドナ・ウィリアムズの自閉症の豊かな世界』を書くまでに、
自閉症関連の著作を8冊重ね、これが9冊目の著作、
4冊目の理論書となった。

私は、直前に『ドナ・ウィリアムズの自閉症の豊かな世界』を
読んでいたため、
なんとなく、延長のような気持ちで、本書を手に取った。

そうしたら、あまりにテイストが違った。

彼女は自分の感覚の話はしているけれど、
それは外から見た自閉症を語るわけではないから、
自閉症の話とはあまり感じないのである。

あくまで、彼女の感じている世界の話で、
精神世界のような、哲学のような、詩のような。

でも、確かに、わかる言葉で書かれている。

私が今まで読んだ本でいうと、
『ドナ・ウィリアムズの自閉症の豊かな世界』よりも
『発達障害当事者研究』よりも、
池田晶子最後の新刊3部作に近いような。

ドナ自身も、まえがきで「この本は、自叙伝と自閉症と芸術の
どこに落着くものでしょうか」と書いている。

  もしもあなたが本当に、感覚システムに耳を傾けたいのなら、
  何もかを悟性によって確認する必要があると考える悪習を
  やめることです。

  悟性による理解が唯一の価値ある理解であるという前提を
  捨てることです。

  断片的なものに対する不自然な奨励や強化や報酬が
  まるで当然であるかの如き世界にあっても、
  その本性において人びとは未だ本質的に全体としての存在、
  すなわちただ頭だけでなく、
  身体も感情(エモーション)も共に有する存在なのです。

  ここにある種、親密で個人的な
  自己(セルフ)-誠実(オネスティ)があり、
  これが「私は感じる」あるいは「私は感覚する」と
  呼ばれているものです。

  そしてこのことは、あなた以外の他の人に、
  物理的に確認できる形で書き示して手渡すことはできません。

  にもかかわらず、このことは、悟性において「理解すること」が
  占める価値に等しく、大変重要なことです。

  (p.118)


  子どもの頃私は、後に私が「私自身の交流」と
  名づけたものを感じていました。

  ただしこれは、ひとりでいる、あるいはひとりで過ごす、
  という意味ではありませんでした。

  この場合に「私」と言ったのは悟性的な「私」を意味したのであり、
  その悟性的な「私」が、
  私が「真の自己」(リアル・セルフ)と呼ぶ
  「私自身」と交流したのです。

  この「真の自己」は悟性によって変えられることのない自己であり、
  そこから自己の誠実さが逃げることはできません。

  この「真の自己」は、後に造られた
  「悟性の自己」(マインド・セルフ)と区別するため
  「魂の自己」(ザ・ソウル・セルフ)とも呼ぶ得るでしょう。

  (p.142)


「考えること」の大切さを説いた著者と
「感じること」の大切さを語る著者が、
どちらも、私や魂や死を語っている、つながっている、
対極と思えるシステムをとことんまで突き抜けると
同じところに到達する、という不思議さ。

両者の著作に出会えたことを幸せに思った。

そして、さて障害は本当に障害なのかということも
考えないわけにはいかなかった。

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