「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/07/05
- 出版社: 集英社クリエイティブ
- サイズ:19cm/207p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-420-31075-8
紙の本
ブラックバイトに騙されるな!
著者 大内裕和 (著)
ブラックバイトの巧妙な手口とは? 身を守るには? ブラックバイト発見の経緯から、その社会的背景、学生がアルバイトにのめり込むメカニズム、対処法まで、豊富な事例とともにわか...
ブラックバイトに騙されるな!
ブラックバイトに騙されるな!
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
ブラックバイトの巧妙な手口とは? 身を守るには? ブラックバイト発見の経緯から、その社会的背景、学生がアルバイトにのめり込むメカニズム、対処法まで、豊富な事例とともにわかりやすく解説。相談窓口も多数紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
まだ社会経験の浅い学生を都合のいい労働力として、過酷な条件で働かせる「ブラックバイト」の問題点を浮き彫りにし、解決策までを提示する。
ブラックバイトの巧妙な手口とは? やめたくてもやめられないバイトから抜け出す方法、身を守る方法とは? 困っている本人に仲間・友人、大人たちは何ができるのか?
学生たちから直接相談を受け、早くからブラックバイトの問題提起を行ってきた第一人者による決定版。もはや知らないでは済まされない、若者をむしばむブラックバイトの実態が明らかになる!
『下流老人』『貧困世代』著者の藤田孝典氏、推薦!
「断言できる。これほどまで学生の生活について熟知している研究者はいない。
だから言える。学生よ! 親よ! いますぐブラックバイトに備えよ!」
内容詳細
はじめに
●1章 ブラックバイトってなんだ?
これが本当に学生アルバイトの実態なのか?/学生アルバイトの全国調査からわかったこと/事例集 これがブラックバイトだ! ほか
●2章 昔とまったく違う現代のバイト事情
辞めたら大学生活を続けられない学生たち/そんなことまでアルバイトにやらせるのか!?/短時間で稼げるバイトを求め風俗店に入る学生も ほか
●3章 働くことを義務づけられた学生たち
アルバイトしてでも大学進学を選ぶワケ/もはや親元からの学費援助には頼れない/親が子に勉強より「稼ぎ=アルバイト」を期待/レジャーランドからワーキングプアランドへ ほか
●4章 なぜ学生たちは進んで劣悪な職場にはまり込むのか
アルバイト応募での「バイ活」問題とは?/ブラックバイトとブラック部活との関連性/「バイトリーダー」「時間帯責任者」というやりがい?/「連勤自慢」と「睡眠不足自慢」 ほか
●5章 若者を食いものにする貧困ビジネス
非正規雇用に基幹労働を担わせて人件費を削減/人件費削減のためなら若者も食いつぶす/ブラックバイトは「貧困ビジネス」である/事例集 職場への過剰な組み込み手口 ほか
●6章 ブラックバイトは日本社会を壊す!?
若者の雇用不安定が再生産不可能社会を生む/「仲間」と「時間」を奪い文化の衰退ももたらす/社会に出る前の「助走期間」を崩壊させる ほか
●7章 法律のプロが語る対応策はこれだ
契約書が持つ効力は思った以上にすごい/給料未払いは証拠をそろえて自分で動く/賃金は1分単位でもらうことができる/アルバイトは有給休暇をもらえるのか? ほか
●8章 学生としての自分をもっと大切に
学生である自分を失いたくなければ準備を/大人たちにぜひ心得ておいてほしいこと/「人が育たない社会」から「人が育つ社会」へ/事例集 ブラックバイトからの脱出 ほか
●資料集 ブラックバイトに遭遇したら
ブラックバイト度チェック/いろいろな相談窓口【本の内容】
著者紹介
大内裕和
- 略歴
- 〈大内裕和〉1967年神奈川県生まれ。専門は教育学・教育社会学。中京大学国際教養学部教授。奨学金問題対策全国会議共同代表、ブラック企業対策プロジェクトメンバー。著書に「ブラックバイト」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2016年8月号より
書標(ほんのしるべ)さん
今、学生アルバイトのブラック化が深刻な問題となっている。今回、大学教授の著者はゼミ生との会話からこの問題を知り、アンケートを実施した。すると、試験前にシフトを入れられて単位を落とす者、店全体の管理を任されるなど正社員並みの労働を強いられる者までいることがわかった。社会人経験がないことを逆手に言いくるめられ、学生はやめたくてもやめられない。今、まさに学生自身も周りの大人も考えなければならない問題を提起した一冊である。