紙の本
世界史の再勉強になります
2023/07/06 05:40
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投稿者:アオイコオオカミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校時代
高校2年生~日本史(大学受験科目)
高校3年生世界史だったので
この本は世界史の再勉強となります。
先生独自の解釈も面白く為になります。
次の巻も待ち遠しいです。
2,3,4どれも楽しく読んでいます。
紙の本
紀元元年から1000年までの世界を年代別に俯瞰する!
2019/08/24 15:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:野間丸男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今まで習ってきた世界史と違った切り口で、紀元後の世界を詳解説
「人類5000年史1」から続く、1000年までの世界史
今までは、その地域内での流れだったのが、世界が繋がって、
他の国・地域と宗教の影響がそれぞれの国に関わってくる。
出口流の解説で、地球を俯瞰した歴史がわかってくる。
各国史と地図があったら、理解がしやすいだろうなぁ~
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<目次>
第6章 第四千年紀前半の世界(紀元元年~500年)
第7章 第四千年紀後半の世界(501年~1000年)
<内容>
ライフネット生命会長から立命館アジア太平洋大学の学長になってしまった出口さんの本。語り口がやさしく、世界を広く俯瞰している分、わかりやすいのだが、駆け足になってしまっている。世界史の場合、人名や用語をどのように扱うか(現地読みなのか人口に膾炙したものなのか)など難しい点が多い。どうしても読みながら地図や系図が必要となる。より理解を深くするためには、このテキストと共に、学校で使う「図表」のようなものが必要かな?
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なかなか時間がなかったが、ようやく読了。やはり続けて読んでいきたいシリーズである。
ただ、事実関係の記述がメインとなっており、ストーリーとしては頭に残りにくいため、何回か時間を見つけて再読したいと思う。
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紀元元年〜1000年の間における人類史の通史。
イエス誕生から、ローマ帝国の絶頂期と衰退、中国やペルシャなどの勃興、ヒンドゥー教や大乗仏教やイスラム教の興り、日本の誕生など、地球規模で文明の繁栄と衰退をまんべんなくバランスよくおさえてある。
1000年というスパンの中で1冊を割いているので、例えば宇宙誕生からの通史や文明史5000年間の通史と比べると、細かい事柄がより含まれているので密度が高い。
その意味ではある程度歴史の知識を得ることで益々面白く読める本と言えるだろう。
この1000年間の歴史の中で特筆すべきは、
ペルシャで大量に「翻訳」されて保存された古代ギリシャ・ローマの古典の数々。
キリスト教が国教となったローマ帝国では、キリスト教に関係ない書物を、始皇帝が行った焚書坑儒のようにことごとく破棄し、それまで積み上げられてきた人類の知の遺産は相当なダメージを受けた。
だが、それらは実はペルシャで翻訳され保存されたのだった。
そしてやがてルネサンスの時代にヨーロッパでこれらの古典が息を吹き返し、復活するのだった。
つまりここで翻訳され保存されていなければ、
プラトンもアリストテレスもキケロもセネカもカエサルもマルクス・アウレリウスなど、それらの人物の古典を現代で読むことができなかったということだ。
翻訳大国日本のこの翻訳の価値が
構成の世に効いてくる日が来るかもしれない。
これほど、大量に多くの国の翻訳本を読める国もおそらくそうないだろう。
非常に恵まれた国にいるのだと実感する。
これを活かさないでおれるか。
万巻の書を、世界の歴史を作ってきた本を、天才たちの頭脳に、ぶち当たりにいってやる。
そう改めて思った次第だ。
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生保人だった著者がなんと歴史本!それにしても東西洋そして日本史に詳しいことに驚き。特に宗教(キリスト教・仏教・イスラム教・道教・ヒンズー教・マニ教その他)に詳しいのは凄い。ローマ帝国を東西分裂とせず、ずっと1つの国あり続けたという解釈は初めて読むものだが、確かに…と思わせる説得力にも富んでいる。シャルマーニュの神聖ローマ帝国はその流れの中で、ローマ教皇によって実現したとは私はこれまで考えもしなかった。詳細でありながら、東西入り乱れた記述が決して全体像を失わずに、例えば地球規模での同じ動きにより東西を問わずにローマ・漢の衰退、そして時代の区切りを迎えていたという著者の主張が表現できている。
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『人類5000年史I』に続き、本書は紀元後からAD1000年の世界史を描く。キリスト教の発祥とその展開、ローマ帝国の興亡などが主軸だが、並行して流れる中国や中東の歴史も合わせ紐解かれている。この時代になると文献も多くなり、細かな史実の研究の蓄積がある。
その中で、いよいよ日本も世界史の中に登場し、どのような位置づけであったのかも語られる。
さすがに各地の為政者の変遷だけでも情報量としては大変なものがあり、どこか事実の羅列に寄せられているところも仕方なくあり、ベースがないので頭になかなか入っていかないところも多かった。しかし、歴史として知っているべき内容なのだろう。
2019年には1000年以降の歴史をまとめた『人類5000年史III』を出すとまえがきに書かれているが、まだ出ていない模様。代わりになのか、『哲学と宗教全史』が2019年8月に出版されている。最後の1000年紀にとりかかる前に「哲学」と「宗教」について方を付けておきたかったのかもしれない。
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『人類5000年史I: 紀元前の世界』(出口治明)のレビュー
https://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4480069917
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以前読んだ人類5000年史Iの続編ということで気になって購入。世界史の面白さを再認識させてくれる本でした。
高校時代に世界史が好きだった人には特におすすめできる本かなと思います。特に宗教が世界史を大きく動かしだしており、そのあたりの理解を助けてくれます。
歴史を順序通り並べているだけで、筆者独自の目線はあまり書いていないように感じたのが少し残念なところです。一方で知らなかったことを知れてよかったと感じた部分も多くありました。一例を出すと、唐代の則天武后が残した影響・功績は少なからず日本の政治にも波及していたことなどです。
本書の次に筆者が書かれている「哲学と宗教全史」に興味が湧いてくる内容でした。
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紀元元年から1000年までの世界史をまとめた本。
Ⅰに続いて購読してみた。
内容自体は引き続き網羅的で、情報量が多いため結構読むのに時間がかかった。
詳細な地域史やざっくりとした通史は世の中にたくさんある中で詳細な通史は貴重。
マニアックすぎてついていけない部分もあるが、
文化、風俗、言語、国民性や同時代比較、現代との比較など教養溢れる切り口で読んでいて知的好奇心を擽られる内容だった。世界史が好きな人にはいい本かも。
世界史Bの教科書を読み物として読むのが好きだった人が次に手を出す本かな、という感じ。
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Ⅱは紀元元年から1000年、紀元前に誕生した宗教が発展、分裂していく時代。そもそもなんで今そこここで戦争しているんだろう…という原因がこのあたりから。
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文字の使用開始から現代までの人類5000年の歴史をまとめた本。IIでは紀元元年~1000年までの歴史が書かれています。
西暦に入り、歴史の流れもよりダイナミックになってきます。
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出口さんの本は、彼が力を込めて書いた本はどれも素晴らしいのだが、これはいけてない。5000年の歴史を概観するのだから、細かいことではなく大きな流れを期待していたのだが、出口氏はあまりに知識がありすぎていろんなことを書き過ぎであると思った。第一巻だけで挫折した。
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今回もユーラシア大陸を東西行き来しながらの歴史タテヨコ。自分的には、今まで頭に入ってなかった五胡十六国時代、イスラム帝国の進展、東ローマ帝国の形の変遷がイメージできて良かったです。地理と歴史、ぜーんぶ繋がってることを再認識しました。ただ、どうしてもインドだけは何故か頭に入りません。ここは別途勉強が必要と認識しました。