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商品説明
守備範囲を古典制御のみに絞ってまとめたテキスト。古典制御の範囲で、最近のロバスト制御理論の基礎も平易に導入。MATLABを利用することでグラフの作図を容易にし、理論の視覚的なイメージを摑みやすくしてある。【「TRC MARC」の商品解説】
「MATLABによるシステム同定」の著者による電気系学部生のための制御工学のテキスト。MATLABがなくても教科書として採用できるようにオーソドックスな構成としてある。「制御理論の基礎」も学部学生レベルという執筆方針であるが,現実には大学院レベルの機械制御系学生向き。 【商品解説】
目次
- 1 制御系設計とは
- 2 複素数とラプラス変換
- 3 線形時不変システムの表現
- 4 伝達関数
- 5 周波数伝達関数
- 6 状態空間表現
- 7 フィードバック制御系
- 8 制御系の安定性
- 9 制御系の過渡特性
- 10 制御系の定常特性
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紙の本
ある程度の数学的知識のある人には最適な入門書
2001/01/26 21:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くにやす - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は大学教養程度の数学的知識を持った人が、制御工学を学ぶのには最適な1冊である。
制御工学に必要な初歩的知識であるラプラス変換から、PID制御に代表される古典制御理論の解法まで一通り記述してあり、順序だてて学ぶことができるのは、大学3年生の電気・機械系学生にとっては最適である。さらに、制御系設計ツールとしてメジャーなMATLABを用いた例題が多く掲載されており、理論を学びつつ目で見ることができる。
ただ、本書のはじめにも書いてあるように、この1冊で制御工学のすべてを網羅できているわけではないが、せめて実際の現場ではどのようなことが行われているかとか、制御を学ぶ上でのポイントなどをコラムなどとして掲載してほしかった。
紙の本
古典制御だけを扱った制御工学の入門書。制御系設計ソフトのMATLAB用のプログラムで学習できる
2000/07/17 03:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
制御工学に必要となる基本理論を解説した学習書である。いわゆる古典制御だけを扱っているので,制御工学の入門書になっている。
制御工学は,機械系や電気系,化学系,情報系など非常に横断的な学問分野である。制御工学を習得する上で必要な「複素数」と「ラプラス変換の基礎」から始まり,「フィードバック制御系」や「制御系の定常特性」まで解説した。
まず,各項目で重要となる理論や公式についてグラフや図を使った説明がある。そして例題とその解答を使って理解を深めることができる。さらに練習問題とその解答がついていることから,内容の理解度を確認できる。
なお本書は,制御系設計ソフトウエアのMATLABに対応している。「MATLAB session」と呼ぶ項目で,MATLAB用のプログラムを記載した。これを利用すると,読者自身が時間応答波形,周波数応答波形などを簡単に作図できる。大学3年生の「制御工学」や「制御理論」の授業で利用する教科書としても活用できる。
(C) ブックレビュー社 2000