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商品説明
ひとつひとつのニュースが円相場に影響する際の論理について、例題とともにていねいに解説。実戦としてニュース30問を解きながらマクロ経済学を徹底マスターする。経済知識と論理構成力が身につくテキスト。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
吉本 佳生
- 略歴
- 〈吉本佳生〉1963年三重県生まれ。名古屋市立大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、南山大学経済学部助教授。専門は国際金融論。著書に「金融工学の悪魔」ほか。
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紙の本
為替相場の解説書であるとともに,マクロ経済学の入門書の側面も持つ
2000/07/17 09:16
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「米国の失業率が低下すると,円ドル相場はどう動くか?」。こうした質問に即座に答えられる人はそう多くないだろう。本書では,「米失業率の低下→米インフレ懸念の高まり→米金融当局が金融引き締めに動く→金利上昇予測→米株価の下落要因→米国からの資金流出懸念→ドル安円高」というように,実に分かりやすく懇切ていねいに,ニュースが為替相場に与える影響を解説している。
都市銀行に勤務した後,大学で教べんをとる著者が書き下ろしただけに,実用的であるとともに,専門用語についても基礎の基礎から説明を加えている。ニュースと為替相場の関係について読み進めるうちに,マクロ経済学に関しても理解が深まるように工夫されているのも特徴だ。本書の最後には,「実戦の部」として為替相場に関する30の質問が掲載されており,これを解くことで実力を確認できるようになっているのも面白い。
(C) ブックレビュー社 2000