摂食障害の精神医学 「心の病気」としての理解と治療

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第１部　摂食障害という「病気」を考える
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第１章　摂食障害とは――思春期の事例から

第２章　摂食障害は「病気」なのか

第３章　摂食障害の診断基準と，その背景にある心理

第４章　摂食障害の長期経過とライフサイクルの課題

第５章　摂食障害と妊娠・出産

第６章　摂食障害の時代的変遷

第７章　19世紀フランスにおける摂食障害
　　　　　――やせ願望のない時代の「やせ症」と
　　　　　Marceによるその記述

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第２部　摂食障害の「治療」を考える
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第８章　摂食障害対応の基本

第９章　摂食障害の治療理念――歴史的変遷から考える

第10章　摂食障害における病識と治療

第11章　外来治療における「小さな行動制限」の活用

第12章　摂食障害の治療における家族の役割

第13章　摂食障害と薬物療法

第14章　摂食障害患者にホスピス治療はあり得るか？
　　　　　――慢性神経性やせ症の治療計画

第15章　摂食障害は「エビデンスフリーゾーン」にとどまるのか

第16章　摂食障害の啓発と発症予防

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コラム
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（１）女性アスリートと摂食障害

（２）こころの健康教室サニタ

（３）摂食障害と就労

（４）摂食障害と新型コロナ

（５）治療の理念と実践

（６）学校と医療の連携対応指針

（７）摂食障害のリアリティ

（８）「専門」治療とは何か

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これまで摂食障害の治療および研究で我が国の第一線で活躍された著者のまとめのような書。心の病気としての摂食障害として、客観的立場を崩さぬように書かれたものであり、教科書的で他に類を見なく、今後の方向性を考えるのに有用であった。