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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/08/20
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/374p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-08407-6
- 国内送料無料
紙の本
世界の迷路 3 なにが?永遠が
著者 マルグリット・ユルスナール (著),堀江 敏幸 (訳)
若き妻を失った父ミシェル、彼が心を寄せた女性の存在。時代は戦争へと突入し、一族の物語はついに“私”という存在へと辿り着く。母・父・私をめぐる自伝的三部作、第三巻。【「BO...
世界の迷路 3 なにが?永遠が
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商品説明
若き妻を失った父ミシェル、彼が心を寄せた女性の存在。時代は戦争へと突入し、一族の物語はついに“私”という存在へと辿り着く。母・父・私をめぐる自伝的三部作、第三巻。【「BOOK」データベースの商品解説】
「私が私と呼ぶ存在は、一体どこから来たのか?」 若き妻を失った父、彼が心を寄せた女性の存在。時代は戦争へと突入し、一族の物語はついに〈私〉へと辿り着く。母と父、そして自分をめぐる自伝的3部作の第3巻。【「TRC MARC」の商品解説】
北米メイン州の島で半世紀近く過ごし、パリの文壇とは無縁に生きた孤高の作家ユルスナール。「現代に迷い込んだ古典作家」とも評される彼女自身について、われわれは決して多くを知っているとはいえない。
本書は、じつに二十年という歳月を費やして、はるか両親の先祖にまで遡りながら〈私〉という存在の謎に迫った、まさに著者のライフワークと呼ぶべき自伝的三部作〈世界の迷路〉の最終巻である。前二作では、感傷を排した透徹した筆により、歴史小説さながらに〈母〉の物語、〈父〉の物語を描いたユルスナールが、本書ではようやく〈私〉の記憶へと降り立つ。しかし、相変わらず自らを語る著者の態度は慎ましい。自身について決して直截に語ることのなかったユルスナールは、遺作となった本書においてもまた、最愛の父を、そして父が愛情を傾けたひとを語る「交感の魔術」によって、〈私〉を逆照射する。また語られるのは青春期までであるが、さりげなく挿入されたエピソードには、小説や著者自身に関する重要な鍵が豊富に隠されている。訳者堀江敏幸の「交感の魔術」にも耽溺されたい。【商品解説】
若き妻を失った父ミシェル、彼が心を寄せた女性の存在。時代は戦争へと突入し、一族の物語はついに〈私〉という存在へと辿り着く。【本の内容】
目次
- 単調な日々
- 降霊術師
- 軽いお世辞
- 黄金の三脚
- 裂け目
- 忠誠
- 幼年時代のかけら
- 愛のかけら
- 揺れ動く大地――一九一四-一九一五
- 揺れ動く大地――一九一六―一九一八
著者紹介
マルグリット・ユルスナール
- 略歴
- 〈マルグリット・ユルスナール〉1903〜87年。ベルギー生まれ。68年、「黒の過程」でフェミナ賞受賞。80年、女性初のアカデミー・フランセーズ会員となる。ほかの著書に「東方綺譚」など。
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