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- カテゴリ:一般
- 発売日:2024/02/20
- 出版社: 白水社
- サイズ:20cm/196p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09090-9
紙の本
恐るべき緑 (エクス・リブリス)
【英国PEN翻訳小説賞(2021年度)】【チリ・サンティアゴ市文学賞(2021年度)】塩素ガスの開発者、科学史上初めてブラックホールの存在を示唆した天文学者…。科学の常識...
恐るべき緑 (エクス・リブリス)
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商品説明
【英国PEN翻訳小説賞(2021年度)】【チリ・サンティアゴ市文学賞(2021年度)】塩素ガスの開発者、科学史上初めてブラックホールの存在を示唆した天文学者…。科学の常識を塗り替えた学者たちの奇妙な人生と、それぞれに訪れた発見/啓示の瞬間を描いた、チリの新鋭による奇天烈な科学者列伝。【「TRC MARC」の商品解説】
世界33か国で刊行、オランダ生まれのチリの新鋭による、科学史に着想を得た斬新なフィクション。
「プルシアン・ブルー」 第二次世界大戦末期、ナチの高官らが所持した青酸カリと、西欧近代における青色顔料をめぐる歴史、第一次世界大戦の塹壕戦で用いられた毒ガス兵器の開発者フリッツ・ハーバーの物語。
「シュヴァルツシルトの特異点」 科学史上初めてブラックホールの存在を示唆した天文学者シュヴァルツシルトの知られざる人生。
「核心中の核心」 不世出の数学者グロタンディークの数奇な生涯と、日本人数学者、望月新一の人生の交錯を空想する。
「私たちが世界を理解しなくなったとき」 黎明期の量子力学の発展に寄与した三人の理論物理学者、ハイゼンベルク、ド・ブロイ、シュレーディンガーと、それぞれに訪れた発見/啓示の瞬間。
「エピローグ 夜の庭師」 作者と思しきチリ人の語り手が、散歩の途中に出会った元数学者の庭師との会話や思索を綴る。
科学のなかに詩を見出し、宇宙の背後にある論理や数式が、天才たちの前におのずと姿を現わすかのような比喩が随所に光る。既存のジャンルを軽々と飛び越える国際的な話題作。【商品解説】
目次
- プルシアン・ブルー
- シュヴァルツシルトの特異点
- 核心中の核心
- 私たちが世界を理解しなくなったとき
- エピローグ 夜の庭師
- 謝辞
- 訳者あとがき
収録作品一覧
プルシアン・ブルー | 7−32 | |
---|---|---|
シュヴァルツシルトの特異点 | 33−55 | |
核心中の核心 | 57−84 |
著者紹介
ベンハミン・ラバトゥッツ
- 略歴
- 〈ベンハミン・ラバトゥッツ〉オランダ生まれ。チリの作家。
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