「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
政治家はもちろん、詩人や文学者をはじめ、左翼知識人にフェミニスト、映画、音楽、建築、宗教…。まがまがしくも目くるめく混乱した世界に「介入」する。「冷笑的で厭世的」な作家が小説の素材としての理論的省察を語る。【「TRC MARC」の商品解説】
冷笑よりも、素朴だが重要なメッセージ。
筆禍に舌禍、テロ事件やコロナ禍まで、作家生活30年の集大成! フランスきってのベストセラー小説家による、待望のエッセイ集。
ウエルベックは〈私が政治的に正しくなって、それで何が得られるのでしょう。〉と語る。その歯に衣着せぬ発言の数々には、眉をひそめさせられるものもある。拒絶反応を引き起こす読者もいるだろう。
詩人や文学者をはじめ、左翼知識人にフェミニスト、映画、音楽、建築、宗教……まがまがしくも目くるめく混乱した世界に「介入」するウエルベックの論舌は、鋭く、耳目を集める。
多種多様なジャンルを射程におさめた本書に通底するのは、「口撃」しようとする批判精神ではなく、人間性への関心だ。そこから浮かび上がってくるのは、書くことに愚直にむきあう人物の創作の秘密─「現実を観察し、未来を予測する小説家の哲学」である。冷笑よりも、素朴だが重要なメッセージが込められている。
ヴァレリー・ソラナスの問題作『SCUMマニフェスト』の解説(「人類、第二の段階」)も完全収録! なお巻末には、フランスの政治や文化がわかるように、訳者による「索引註」を付す。【商品解説】
目次
- ジャック・プレヴェールは間抜けだ
- ジャン=クロード・ギゲの『蜃気楼』
- 混乱へのアプローチ
- 失われたまなざし──無声映画への賛辞
- ジャン=イヴ・ジュアネとクリストフ・デュシャトレとの対談
- 皮むきとしての芸術
- 創造的不条理
- パーティー
- 無為の時間
- ここに何を探しに来たの?
著者紹介
ミシェル・ウエルベック
- 略歴
- 〈ミシェル・ウエルベック〉現代フランスを代表する小説家、詩人。著書に「素粒子」「プラットフォーム」「闘争領域の拡大」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む