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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/07/24
- 出版社: 白水社
- サイズ:19cm/234p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-560-09707-6
読割 50
紙の本
新インド入門 生活と統計からのアプローチ
著者 田中 洋二郎 (著)
牛肉輸出世界1位? ベジタリアン3億7200万人? GDPや人口構成、識字率や大学進学率などの統計データと、社会的事件や流行を突き合わせることで、異形の大国インドの姿を浮...
新インド入門 生活と統計からのアプローチ
新インド入門:生活と統計からのアプローチ
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商品説明
牛肉輸出世界1位? ベジタリアン3億7200万人? GDPや人口構成、識字率や大学進学率などの統計データと、社会的事件や流行を突き合わせることで、異形の大国インドの姿を浮かび上がらせる。【「TRC MARC」の商品解説】
タブーに注意せよ!
本書は、巨大国家の実像を数字と生活から探る試みである。
例えば、インドでは「牛肉はタブー」だと思っている者は多い。2015年に起きたダドリ・リンチ事件でこうした印象はさらに強まった。この事件は、ムスリム一家が牛を殺して食べ、その肉を保存しているという噂が流れ、それを聞いたヒンドゥー教徒群衆がその家に押し入り、集団リンチの末に一家を死傷した事件である。
ただ、数字はまた別のことを語っている。実はインドはブラジル、アメリカ、オーストラリアと並ぶ牛肉輸出大国なのだ。
ヒンドゥー教において牛は神聖とされ、近代インド最大の分水嶺となったシパーヒーの反乱(1857年)もこの問題から起きたと言えるが、インドを考える場合、歴史から理解しようとするとかえって誤ることが多い。
こうして数字にこだわってインドを眺めてみると、これまでの印象が実態と大きく異なることが随所で分かってくる。これが従来のインド論にはない本書の最大の特長といえる。
本書のもうひとつの魅力は、著者が国際交流基金で「文化交流」を担っていることだろう。その最前線では何が起きているのか? 言語をめぐる日中の争奪戦など今までにない奥行の入門書!【商品解説】
著者紹介
田中 洋二郎
- 略歴
- 〈田中洋二郎〉1979年生まれ。印ジャワハルラール・ネルー大学大学院で国際関係論修士号取得。独立行政法人国際交流基金日米センター上級主任。
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