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[新訳]ローマ帝国衰亡史・下<普及版>
1776年に発売されるや、たちまち希代の名著としての地位を確立したギボンの『ローマ帝国衰亡史』。「国家の衰亡、文明の衰退は必然なのか」という人類永遠のテーマを考えるうえで...
[新訳]ローマ帝国衰亡史・下<普及版>
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ローマ帝国衰亡史 新訳 普及版 下
商品説明
1776年に発売されるや、たちまち希代の名著としての地位を確立したギボンの『ローマ帝国衰亡史』。「国家の衰亡、文明の衰退は必然なのか」という人類永遠のテーマを考えるうえで、この書の存在を欠かすことはできない。本書ではこの歴史的名著を抄訳し、時代ごとの解説を付している。2000年に単行本として発刊以来、毎年刷りを重ね支持を得た、この翻訳書をルビを増やし解説も加筆修正して、装いも新たに新書<普及版>として刊行。下巻(第VIII章~終章)では、ユリアヌス帝の登場からローマの滅亡までの歴史を眺望する。人間の歴史を淡々と、しかしながら卓越した文章力で描ききる本書は、愛・悲しみ・歓喜・不安・嫉妬・憎悪・恨み・苛立ち……といった人間の感情・情動から、歴史がつくられていくことを伝えることに成功している。そして人間の行動の背後にある「歴史の法則」を読み取るのは、読者諸氏に委ねられている。
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滅亡の背景は現代にも通じる
2017/09/04 14:35
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hontoカスタマー - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は読み物として面白いだけでなく、読者にそれぞれ違った学びを得る機会を与えてくれる。筆者は、#1.移民受け入れの難しさ、#2.宗教における対立勢力との付き合い方、#3.成功し大きくなったときの組織の課題について学びがあった。
いずれも現代に通じる課題でもあり、ローマ人がどんな失敗をして、現代の我々はそれをどう活かすべきなのかを考える良いテキストとなるのではないか。