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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/11/19
- 出版社: 双葉社
- サイズ:20cm/541p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-575-31581-3
読割 50
紙の本
人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった 下
著者 グラハム・ハンコック (著),大地 舜 (訳),榊原 美奈子 (訳)
ノアの洪水伝説、火の7日間…すべては約1万2800年前、現実に起きていた! 「神々の指紋」のハンコックが、歴史の常識を覆す数々の新証拠をもとに“人類以前の文明”の存在を解...
人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった 下
人類前史 失われた文明の鍵はアメリカ大陸にあった : 下
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商品説明
ノアの洪水伝説、火の7日間…すべては約1万2800年前、現実に起きていた! 「神々の指紋」のハンコックが、歴史の常識を覆す数々の新証拠をもとに“人類以前の文明”の存在を解き明かす。下は、第5部〜第8部を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
日本だけで書籍・文庫合わせ400万部以上、世界中で700万部を超える世紀のベストセラーとなった『神々の指紋』から25年。四半世紀に及ぶグラハム・ハンコックの「失われた人類史」への探求の「最終回答」がここに──。
人類のアメリカ大陸到達は1万3000年前だった──。
こうした人類史の「常識」が相次ぐ新発見や最新研究により覆され、実は13万年前から人類が南北アメリカ大陸に存在したことが明らかになってきている。しかし、そこにはさらに驚くべき真実が眠っていた!
南北アメリカ大陸から、旧世界(ユーラシア大陸)やオーストララシア(オーストラリアからニューギニアにかけての領域まで、大洋を渡って広がった先史文明。その存在を指し示す数々の遺跡が次々と発見されている。
さらに、そこまで繁栄した先史文明を一瞬で焼き尽くし、破壊した恐るべき「天からの災厄」の痕跡や、かろうじて生き延びた人々が我々の先祖に伝えた伝承が、遥か遠く離れたエジプトと北米大陸で伝えられていた!
数々の「動かぬ証拠」を繋ぎ合わせていった先に、ハンコックが見出した失われた壮大な人類文明の実像とは──、まるで上質なミステリー小説のように、次々と謎が解き明かされていく様は、まさにグラハム・ハンコックの総決算ともいうべき傑作!
○出版社から
下巻では、失われた人類史探求の旅は再び北米大陸へ。ミシシッピ川流域を中心に無数に点在する墳丘(マウンド)群に秘められた、先史文明からのメッセージを読み解くことに。しかし、その旅の途次、ハンコックは急病に倒れ48時間以上に及ぶ昏睡状態に陥ってしまう!
だが、生死の境を彷徨う中でも、旺盛な彼の探求心は止むことはなかった。その体験から却って、生と死を司る天文学的モチーフや、「死者の領域」という概念が、距離的にも歴史的にも遥か遠く離れた、古代エジプトとアメリカ先住民の神話や伝承に驚くほど共通していることを見出す。そして、古代エジプトとアメリカ先住民にこうした概念や思想を伝えた、謎の存在に迫ってゆく──。
第7部からは、いよいよ探求の旅も大詰め。世界各地に幾何学や天文学、「死者の領域」といった思想、言い換えれば「ミーム(文化的遺伝子)」を遺した、高度に発展した謎の文明が、なぜ、滅んでしまったのか、そして、なぜ彼らはこうしたミームを遺さざるを得なかったのかについて探求を進めてゆく。地球科学や古生物学、彗星研究グループなど数多くの研究者に取材を重ね、それは約1万2800年前に地球に降り注いだヤンガードリアス彗星が引き起こした、地球規模の大災害にあったと突き止める。
しかも最終章では、この大災厄を引き起こした“彗星の巣”が、再び地球に迫っている可能性を示唆し、ハンコックは警告する。アメリカ先住民をはじめ、世界各地の伝承に遺された「破滅の予告」を避けるために、我々がいまこそ変わるべき時ではないかと。
下巻目次
第5部 すべてが古くなる一方だ/太古の墳丘の謎
第18章 太陽
第19章 月
第20章 ポバティ・ポイント・タイムマシン
第21章 ベールの背後をのぞき見る
第6部 旅の準備/死の謎
第22章 消滅?
第23章 入口と通り道
第24章 死後の天文学と幾何学
第7部 地獄の黙示録/大変動の謎
第25章 エロイーズ
第26章 炎と氷
第27章 恐怖の岬
第8部 サバイバル/透明人間の謎
第28章 狩猟採集民と失われた文明
第29章 未知の未知
第30章 失われた文明への鍵
付録3 最初は森林があった。次に森林がなくなった。次に…
付録4 星々の訪問 スキディ・ポーニーの奇妙な事例
謝辞
訳者あとがき
翻訳参考文献一覧
【本の内容】
著者紹介
グラハム・ハンコック
- 略歴
- [著]グラハム・ハンコック
イギリス出身。元『エコノミスト』特派員。国際的なノンフィクション・ベストセラーの著者。主な著書は『神々の指紋』、『創世の守護神』、『神々の世界』(共に小学館文庫)、『天の鏡』(翔泳社)、『異次元の刻印』(バジリコ)、『神々の魔術』(KADOKAWA)など。冒険小説には『リアとレオーニ・時空を超えた姉妹』(講談社)、『WAR GOD』がある。彼の著作は30ヶ国語以上で翻訳され、世界中で700万部以上売れている。有名なテレビ・シリーズ『Quest for the Lost Civilization and Flooded Kingdoms of the Ice Age』をはじめ公開講演、ラジオ・テレビ出演も多数。WEBでも数千万人の視聴者を捉え存在感を示している。また、型にとらわれない思想家として知られるハンコックは、人類の過去や私たちの現在の苦境について、共感を呼ぶ疑問を投げかけている。
[翻訳]大地舜
翻訳家・作家。青山学院大学卒。主な訳書に『神々の指紋』(小学館文庫)、『神々の魔術』(KADOKAWA)、『魔法の糸』(実務教育出版)、『夢をかなえる一番よい方法』(PHP研究所)、『誰が世界を支配しているのか?』(双葉社)など多数。主な著書は『沈黙の神殿』(PHP研究所)。
特定非営利活動法人Sing Out Asia理事。YouTubeで「WOOW」を主宰。
[翻訳]榊原美奈子
静岡県生まれ。上智大学英文科卒。『彗星への旅』(PHP研究所)、『タリズマン』(竹書房)、『神々の世界』(小学館)、『ホワイトハウスの赤裸々な人たち』(講談社)等の調査担当・翻訳アシスタントを経て、『誰が世界を支配しているのか?』(双葉社)を共訳。映像翻訳も手がける。
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紙の本
「指揮者」
2020/12/22 17:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ワールドワイドというよりは、先史アメリカ文明について丹念にまとめた本といえると思います。
現在の文明に先行する"神々の世界"が本当にあったのかは結論が出ないところですが、「古代文明の遺跡が、数多く存在している」ことは紛れもない事実。それらの大遺跡建造の「指揮者」は何者か、そして何百年も間が空きながらまた同じような遺跡が造れたのはどのような伝承の仕方だったのか、本書の指摘どおり興味が涌きます。なお、失われたアマゾン文明についてももっと掘り下げて知りたい思いました。(有名ではありますが、アマゾネスの伝承など含めて)
しかし、「神々の指紋」や「神々の魔術」のようなキレはなく、冗長な感じがぬぐえないのが正直な印象です。さらに下巻は死生感やスピリチュアルな内容に傾き、懐かしのニューサイエンスっぽくなっています。
とはいえ、また新刊が出たら読むと思います。