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商品説明
EUのような複雑な組織にあっても「民主主義の欠如」を正し、トランスナショナルな公共圏における意見形成に依拠した意思決定が可能であることを提示。国際条約を超えた、ヨーロッパ全体にまたがる憲法制度の必要性を説く。【「TRC MARC」の商品解説】
人間の尊厳が傷つけられたという経験が、怒りによる闘争のダイナミズムを呼び起こし、世界規模での人権の制度化という希望に絶えず推進力を与えるとハーバーマスはいう。そして、経済状況が生み出す不安が諸国民を覆い、民主主義も空洞化するなかで、単なる国際条約を超えた憲法制度が必要であると主張する。人権の擁護を基礎とする憲政から、新たな政治を求める挑戦が、いま始まる。【商品解説】
目次
- 序文
- 人間の尊厳というコンセプトおよび人権という現実的なユートピア
- 国際法の憲法化の光に照らしてみたEUの危機──ヨーロッパ憲法論
- Ⅰ ヨーロッパはなぜいままさに憲法的プロジェクトなのか
- Ⅱ EUはトランスナショナル・デモクラシーを採用するのか、それともポスト・デモクラシー的な統治連邦主義となるのか
- Ⅲ 国際的コミュニティからコスモポリタン的コミュニティへ
- 補遺──ドイツ連邦共和国のヨーロッパ
収録作品一覧
人間の尊厳というコンセプトおよび人権という現実的なユートピア | 9−52 | |
---|---|---|
ヨーロッパはなぜいままさに憲法的プロジェクトなのか | 54−69 | |
EUはトランスナショナル・デモクラシーを採用するのか、それともポスト・デモクラシー的な統治連邦主義となるのか | 70−130 |
著者紹介
J.ハーバーマス
- 略歴
- 〈ユルゲン・ハーバーマス〉1929年ドイツ生まれ。フランクフルト学派。フランクフルト大学ホルクハイマー記念講座教授などを歴任。2004年「京都賞」受賞。著書に「討議倫理」「他者の受容」「真理と正当化」など。
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