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商品説明
人間は、目を動かして見たものを手の動きによって形に表わし、仮設の視覚的な表現領域を生み出してきた。それは、人間が精神的な活力を保って生きることの根幹に関わる。その理由を指し示す。『思想』掲載をもとに書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
人生の余剰や副産物と思われがちなアート。しかし、旧石器時代の洞窟壁画から現代の映像作品に至るまで、どんなに苛酷な状況でも人類はアートと共に生きてきた。あらゆる視覚的表現は人間と社会に不可欠な「いきのびるアート(技術=芸術)」にほかならない。古今東西の作品の前で人の目はどのように動くのか。そして、それは何をもたらすのか。困難な時代を乗り越え、21世紀をいきのびる手がかりを摑み出す。【商品解説】
目次
- まえがき
- 第 I 章 〈皮膜〉の両義性
- 1 人類における視覚的表現の働き
- 2 「関係性」、すなわち「双方向性」
- 3 苛酷な現実に抗する活力の生成
- 4 プリミティブ・アートからの贈物
- 5 心を装う人工皮膚の再生に向けて
- 第 II 章 無数の手の痕跡へ
著者紹介
中村 英樹
- 略歴
- 〈中村英樹〉1940年名古屋市生まれ。名古屋大学文学部哲学科(美学美術史)卒業。国際美術評論家連盟会員。著書に「鮮烈なる断片」「アート・ジャングル」など。
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