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商品説明
南極に「空気の化石」がある? 日本の薬がアフリカの感染症を治す? 21世紀の科学を支える人たちはなにを見ているのか。ウェブマガジン『ポプラビーチ』連載を大幅に加筆修正して書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
最相 葉月
- 略歴
- 〈最相葉月〉1963年東京生まれ。関西学院大学法学部卒業。科学技術と人間の関係性、スポーツ、教育などをテーマに執筆。著書に「絶対音感」「東京大学応援部物語」など。
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紙の本
世界に通用する独創的な研究をしている日本人研究者達
2010/04/09 23:11
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本に登場する現代日本の科学者については、十二人のうち一人も知ることがなかった。しかし、どの人も世界に通用する独創的な研究をしている。それぞれ各分野で実績をあげるとともに、世界中に研究活動の場を広げている。日本人の中にこのような人たちがいることは、心強い。
医学、薬学、地震、気象、農業、恐竜、惑星探査機、ソフトウェア、等多方面の研究者へのインタビューがまとめられている。それぞれの研究が学際的であることも特徴のようである。著者からの要請で、科学者としての自分に影響を与えたと思う伝記や評伝を一冊挙げて、それを切り口にして現在に至るまでの研究生活について述べている、ことが本書の特徴である。些細なきっかけでその分野に興味を持ち、その興味を追求し続けた人も多いようだ。
著者がどのようにして、これらの科学者の研究活動を知ったのか、それを知りたいと思う。これらの研究者に注目することができるのも、一つの見識である。