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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/01/26
- 出版社: ポプラ社
- サイズ:20cm/349p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-591-15536-3
読割 50
紙の本
完璧じゃない、あたしたち
著者 王谷晶 (著)
友達? 仲間? 憧れ? 恋? この関係に名前はつけられない、でもあなたじゃないとだめ−。そんな女同士の23の物語を収録した短編小説集。『Web asta』連載に書き下ろし...
完璧じゃない、あたしたち
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商品説明
友達? 仲間? 憧れ? 恋? この関係に名前はつけられない、でもあなたじゃないとだめ−。そんな女同士の23の物語を収録した短編小説集。『Web asta』連載に書き下ろしを追加して単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
「女たちの人生が、たった一度、どうしようもなく変わってしまう、
美しくて、怖くて、きらきらした瞬間が、ここには詰まっている。
女の人生を変えるのは男だなんて、誰が決めたのさ?」
――翻訳家・岸本佐知子氏、推薦!
<すべて”女と女が主人公”の短編小説集>
“私”も“あたし”も自分に似合わなくて困ってる「小桜妙子をどう呼べばいい」
セックスの妙をめぐる、女二人の哀切滑稽な別れ話「Same Sex,Different Day」
これぞ究極のシスターフッド!? あるお屋敷で起きた痛快復讐劇「ばばあ日傘」
十九歳、世界一みじめなスナックのアルバイトで――。「ときめきと私の肺を」
都会の不安な夜に出会った、不機嫌で魅力的な女の子「東京の二十三時にアンナは」
ほか全23編を収録。
名前をつけるのは難しい、でもとても大切な、女同士の様々な関係を描く。
読者の熱い支持を得たWeb連載小説に、書き下ろしを多数加え単行本化。【商品解説】
収録作品一覧
小桜妙子をどう呼べばいい | 5−14 | |
---|---|---|
友人スワンプシング | 15−24 | |
ばばあ日傘 | 25−35 |
著者紹介
王谷晶
- 略歴
- 〈王谷晶〉東京都生まれ。小説家。著書に「探偵小説には向かない探偵」など。
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電子書籍
血が通った女の物語
2018/02/12 01:48
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:芝 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文体は軽めで短編集なので一つ一つは長くない。なので読み進めるのも簡単なのに、数話ごとに私はスマホを閉じてぼんやりと考え込んだり、訳もなく泣いたりした。
心の中に燻ってたけれど上手く整理ができずにいたモヤモヤが言語化されて深く同調したり、かと思えば自分の中にある偏見が見事に炙り出されて呆気にとられたり。
数ページの物語に振り回され、浸って、苦みや甘やかさを味わう。そんな感覚を久し振りに覚えた。
紙の本
完璧じゃないけど、みんな一生懸命。
2022/10/12 15:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性同士が織りなす、友情、恋愛、名付け難い付き合い。摩訶不思議で、心がふっと軽くなったり、慰められたり、そんな掌編ばかりが詰まった一冊。
紙の本
いまここに生きているわたしたちの物語
2022/09/04 13:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:masuky - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書を読み終えたとき、「ああ、こんな話をずっと読みたかったんだな」とつくづく思った。
女性同士の名前のない関係性というとちょっと陳腐かもしれない。でもそういった、女性同士の連帯だったり友情とも言えない執着や親愛、各々オリジナルに存在する関係や感情を掬い取って各々短編にしてくれたと思う。
自分ごとのようにも思うし、「わたしたち」の物語だな、とも思う。いまここに生きているわたしたちのことだ、って。
そりゃあお話自体はフィクションなんだけど、でもほんとうに、誰かが観察するように見た「女」などではなく、わたしたちだなあと、しみじみ感じた。
わたしたちの物語を、書いてくれてありがとうございます。
紙の本
女
2018/10/07 14:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
女の子同士の複雑な関係性。なかなか、おもしろくて短いお話だったのもあって、寝る前に読むのに最適でした。