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電子書籍
ほとほと(毎日新聞出版)
著者 高樹のぶ子
人生の四季を切なくあざやかに描く、高樹文学の最高傑作! 二度と会えない大切な人と、ほんの一瞬でも再び触れ合えたら……。「季語」を縦糸に、忘れられない人との邂逅を横糸に、幻...
ほとほと(毎日新聞出版)
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ほとほと 歳時記ものがたり
商品説明
人生の四季を切なくあざやかに描く、高樹文学の最高傑作! 二度と会えない大切な人と、ほんの一瞬でも再び触れ合えたら……。「季語」を縦糸に、忘れられない人との邂逅を横糸に、幻想的に紡がれた24のストーリー。ほとほと/猫の恋/春の闇/エイプリルフール/翡翠/鳴神月/出目金/笹まつり/秋出水/月の舟/銀杏/牡蠣殻/寒椿/夜の梅/小町忌/帰雁/竹落葉/紫陽花/滝壺/星月夜/虫時雨/栗の実/身に入む/寒苦鳥
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紙の本
幻想と日常のあわいに
2019/05/02 07:51
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投稿者:りー - この投稿者のレビュー一覧を見る
幻想譚は世の中に数あれど、本書の素敵なところは「幻想」のハードルが良い意味で極めて低く設定されているところにある。幻想文学はともすると難解であったり受け入れ難かったりするものだけれど、この24の作品群は市井の一凡人としての視点から(それも老若男女、その他等色々な立場の視点から)ささやかな不思議を描いてくれているので非常に読みやすい。一編一編が短いことも相まって、幻想文学の入り口にするのにふさわしい誰にでも楽しめる一冊になっている。