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商品説明
第二次大戦中の金属資源の強制供出などにより、日本に現存する大砲は少ない。砲弾の種類や大砲の造り方をはじめ、和流大砲の始まりから江戸時代、幕末、明治以降まで、日本の大砲の歴史と技術、社会環境の変遷を記述する。【「TRC MARC」の商品解説】
日本の銃砲は、260年近く平穏な日々が続いた徳川時代にはその効用が無用になったのである。
ペリーの来航で状況は一変し、開国・尊皇攘夷・倒幕などで銃砲の需要が急増し、大砲が輸入・製造(これが反射炉の建造)された。しかし、それらの大半は現存していない。その主原因は、第二次大戦中の金属資源の強制供出であった。
今日、我々が目にすることのできる大砲には、地中に埋められて強制供出を免れたものや、海底から引き揚げられたもの、海外へ持ち出された戦利品が返還されたものなど、実に不可思議な状況にある。【商品解説】
目次
- はじめに
- 大砲と砲弾の歴史
- 大砲の歴史/砲弾の型式と歴史・造り方/砲弾の種類/大砲と砲弾の型式の推移/ライフリングの意義/大砲の寿命/大砲の始まり/大砲の造り方/火縄銃の造り方/鋳造による大砲の造り方/鍛造による大砲の造り方
- 鉄砲から大砲へ
- 和流大砲(大筒)の始まりと尾栓ネジ/わが国最初の大砲・フランキ砲
- 江戸時代と大砲
- 芝辻砲/武雄(佐賀藩)と大砲/日本最初の鋳造砲と高島秋帆/水戸常盤神社と太極砲/佐賀と大砲/日本最初の鋳鉄砲(増田安次郎の鋳鉄砲)/萩の反射炉・鋳物師と大砲/萩の鋳鉄砲
著者紹介
中江 秀雄
- 略歴
- 〈中江秀雄〉1941年東京生まれ。早稲田大学理工学部金属工学科卒。同大学名誉教授。工学博士。著書に「結晶成長と凝固」「状態図と組織」など。
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