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商品説明
白河法皇が、賀茂川の水、双六の賽とならべて、意のままにならぬと嘆いた僧兵。彼らは行動を衆議で決め、仏法と本山を守って行動した。民衆としての僧兵集団を再評価し、仏教の護持と発展につくした実態を明らかにする。〔三省堂 1984年刊の再刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
白河法皇が、賀茂川の水、双六の賽とならべて意のままにならぬと嘆いた僧兵。彼らは行動を衆議で決め、仏法と本山を守って行動した。民衆としての僧兵集団を再評価し、仏教の護持と発展につくした実態を明らかにする。
【商品解説】
目次
- はじめに/Ⅰ 僧兵の誕生(僧兵の起源/南都の衆徒/叡山には大衆/僧兵創始の伝説)/Ⅱ 南都と北嶺(東大寺の僧兵集団/興福寺の僧兵勢力/延暦寺の大衆三千/園城寺の戒壇紛争)/Ⅲ 裹頭と兵杖(南都と北嶺の争い/祇園と清水の対決/北嶺の優勢/南都の僧兵と貴族)/Ⅳ 寺社の勢力(僧兵と鎌倉幕府/修験と真言の峰々/天台の流れと新興禅/西国の僧兵)/Ⅴ 僧兵挽歌(南北朝時代/室町時代/戦国時代/根来衆の壊滅)/Ⅵ 新僧兵論(僧兵の意義/滅ぶ僧兵/僧兵研究史/僧兵の評価)/僧兵年表/補論
著者紹介
渡辺 守順
- 略歴
- 〈渡辺守順〉1925年滋賀県生まれ。大正大学文学部卒業。叡山学院名誉教授、四天王寺大学名誉教授。著書に「比叡山延暦寺」「万葉集の時代」「仏教文学の叡山仏教」など。
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