「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/07/12
- 出版社: 柏書房
- サイズ:19cm/173p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7601-5461-6
読割 50
紙の本
くだらないものがわたしたちを救ってくれる
長時間労働、低賃金、就職難にあえぎながら、他人の論文に打ちのめされたり励まされたり…。研究することの楽しみと苦しみを生き生きと描いた、「線虫」学者の科学エッセイ。【「TR...
くだらないものがわたしたちを救ってくれる
くだらないものがわたしたちを救ってくれる
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
長時間労働、低賃金、就職難にあえぎながら、他人の論文に打ちのめされたり励まされたり…。研究することの楽しみと苦しみを生き生きと描いた、「線虫」学者の科学エッセイ。【「TRC MARC」の商品解説】
科学の営みを支える皆様へ。
苦しみも楽しみも、ぜんぶ書きました。
ああ、今日も推し(線虫)が尊い。
■あらすじ
前世で何の罪を犯したせいかは知らないが、科学者になるのが夢だった。そんなわたしは現在、くだらないもの扱いされがちな「かわいいチビっ子線虫」を研究している。長時間労働、低賃金、就職難にあえぎながら、他人の論文に打ちのめされたり励まされたり、潤沢な資金に支えられた欧米の環境をうらやましく思ったりと、正直つらいことも多い。それでもやめないのはなぜか? 楽しいからだ。だから本書では、科学する日常とともに楽しさも伝えたい。(研究にお金が必要なことを知ってもらうためにも!)いざ、顕微鏡の中の小さな宇宙へ。
■人気SF作家も推薦!
本書を読むと、科学にどっぷり浸かって太古の生命の起源に想像をめぐらせていた幼い日々を思い出す。疾病と老化を克服するのも重要だが、私はキム・ジュンのように人間の知の世界を少しずつ広げていく科学者の話をもっと読んでみたい。くだらないものたちをのぞき込みながら、「こんなものがどうして重要なの?」と尋ねる人たちに、夜を徹して線虫の話を語り聞かせる科学者たちの話を。本書はまさにそんな話が詰まっている。実験室の混乱と活気にあふれた日常と、研究の楽しみと苦しみが生き生きと描かれ、何より科学に対する愛情がページごとに満ちあふれている。
――キム・チョヨプ氏(『わたしたちが光の速さで進めないなら』著者)【商品解説】
目次
- プロローグ 科学という旅
- 1 こんなにも美しく、くだらないものたち
- 何の因果で科学者に
- わが愛、「かわいいチビっ子線虫」
- くだらないものを研究しています
- こうして大腸菌は線虫になる
- 生物が微生物に対抗する姿勢
- おもしろい論文の喜びと悲しみ
- もっと多くの練習問題が必要な理由
著者紹介
キム ジュン
- 略歴
- 〈キムジュン〉1990年生まれ。ソウル大学基礎科学研究院博士研究員。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む