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紙の本
星くずクライミング (くもんの児童文学)
著者 樫崎茜 (著),杉山巧 (イラスト)
小学4年生でスポーツクライミングに出会い、練習を重ねてきた中学1年生のあかり。だがスランプに陥り、やめようと考えていた。そんなあかりが、目の不自由な人たちのスポーツクライ...
星くずクライミング (くもんの児童文学)
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商品説明
小学4年生でスポーツクライミングに出会い、練習を重ねてきた中学1年生のあかり。だがスランプに陥り、やめようと考えていた。そんなあかりが、目の不自由な人たちのスポーツクライミング、パラクライミングを知って…。【「TRC MARC」の商品解説】
ふたりでなら 見えない壁だって 登り切れる
中学1年生のあかりは、小学4年生でスポーツクライミングに出会って以来、毎日のように練習を重ねてきたが、年明けの大会で、スランプにおちいってしまう。スポーツクライミングをやめてしまおうか、とまで考えていたあかりだったが、ひょんなことから、目の不自由な人たちのスポーツクライミング、パラクライミングと出会う。
ナビゲーターとクライマーが2人1組となり、ウォールをのぼっていくパラクライミング。目の不自由な人が本当に壁を登れるのか、と半信半疑な気もちだったあかりは、実際に壁をのぼっていくクライマーの姿を目にし、感動を覚える。
ナビゲーター役として体験イベントに参加したあかりが、ペアを組むことになったのは、同い年の昴というクライマーだった。態度も口も悪い昴のことを、はじめは嫌っていたあかりだったが……
2020年にむけて読者の関心の高まる「パラスポーツ」をテーマにした創作児童文学。主人公・あかりとパラクライマー・昴の物語を通して、「視覚障害やパラスポーツへの理解」をうながす、ほかにはない児童文学です。【商品解説】
著者紹介
樫崎茜
- 略歴
- 〈樫崎茜〉長野県生まれ。2006年講談社児童文学新人賞佳作を受賞。デビュー作「ボクシング・デイ」で椋鳩十児童文学賞、「満月のさじかげん」で日本児童文学者協会新人賞を受賞。
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『星くずクライミング』
2020/12/09 19:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学1年生になったあかり
4年生から始めたスポーツクライミングで結果を出してきたが、ケガをしたブランクで自信を失い、復帰をためらっている
やめるつもりで行ったジムで出会ったのがブラインドクライミング
同い年で視覚障害のある昴と組みナビゲーターを務めるが、うまくいかず、昴は帰ってしまう
あかりは視覚障害のことを学び、パラクライミングの全国大会に出場しようと昴を誘うが……
「わたしはクライミングウォールは夜空だと思ってて、ホールドは星くずだと思ってる。だから、ウォールにしがみついているときは宇宙を散歩しているみたいで、すっごく楽しいの!」
晴眼者・健常者と障害者のあいだにある無知と無理解による深い溝
あかりと昴は互いを理解してカベを乗り越え、大会当日を迎える
「No sight But On sight!」
そうだ。見えなくたって、一撃で決めてみせる!
パラクライミングを題材にした友情と成長の物語
スポーツクライミング、ブラインドクライミングの理解も深まる一冊、2019年11月刊
『カーネーション』『てのひらに未来』『拝啓パンクスノットデッドさま』『with you』とYAの意欲作が並ぶ「くもんの児童文学」から