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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/02/21
- 出版社: 本の泉社
- サイズ:18cm/332p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7807-2235-2
紙の本
山本周五郎ユーモア小説集
著者 山本 周五郎 (著)
ほんとうの自分ではないことに気づいて堪忍袋の緒を切る「評釈堪忍記」、口舌で藩の権力争いを収める「おしゃべり物語」…。やさしい人間のおかしみを描いた、山本周五郎の珠玉のユー...
山本周五郎ユーモア小説集
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商品説明
ほんとうの自分ではないことに気づいて堪忍袋の緒を切る「評釈堪忍記」、口舌で藩の権力争いを収める「おしゃべり物語」…。やさしい人間のおかしみを描いた、山本周五郎の珠玉のユーモア全7編を厳選収録。【「TRC MARC」の商品解説】
周五郎のユーモア小説は単純ではない。
ほんとうの自分ではないことに気づいて堪忍袋の緒を切る「評釈堪忍記」には、占領下日本の悲哀が隠され、口舌で藩の権力争いを収める「おしゃべり物語」は、秘事・陰謀が欲望まみれなことを語りかける。城内のあらゆる出来事を自分がやったと名乗り出る「わたくしです物語」には、「責任」を顧みない「時代」への警鐘もある。他「真説吝嗇記」「ゆうれい貸家」「よじょう」「ひとごろし」を収録。おかしみはやさしい人間のもの。珠玉のユーモア七編を厳選。
好評の『山本周五郎 人情ものがたり』(武家篇)『山本周五郎 人情ものがたり』(市井篇)『山本周五郎 心ばえの物語集』に次ぐ第4弾。解説は新船海三郎「時代のなかのユーモア」を付載。
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周五郎のユーモア小説は単純ではない。ほんとうの自分ではないことに気づいて堪忍袋の緒を切る「評釈堪忍記」には、占領下日本の悲哀が隠され、口舌で藩の権力争いを収める「おしゃべり物語」は、秘事・陰謀が欲望まみれなことを語りかける。城内のあらゆる出来事を自分がやったと名乗り出る「わたくしです物語」には、「責任」を顧みない「時代」への警鐘もある。他「真説吝嗇記」「ゆうれい貸家」「よじょう」「ひとごろし」を収録。「ユーモアは、もしかすると人が生きる〈真実〉に一番近いのかもしれない。夏目漱石はユーモアを〈人格の根底から生ずる可笑味〉と評した」(新舩海三郎解説「時代のなかのユーモア」より)。
好評既刊『人情物語 武家篇』『人情物語 市井篇』『心ばえの物語集』に続く、山本周五郎の珠玉の短編集。
※書影を最終画像に変更いたしました(3/6)。【商品解説】
目次
- 評釈堪忍記
- 真説吝嗇記
- おしゃべり物語
- ゆうれい貸家
- よじょう
- わたくしです物語
- ひとごろし
- 【解説】 時代のなかのユーモア(新船海三郎)
収録作品一覧
評釈堪忍記 | 5−39 | |
---|---|---|
真説吝嗇記 | 41−67 | |
おしゃべり物語 | 69−138 |
著者紹介
山本 周五郎
- 略歴
- 〈山本周五郎〉山梨県生まれ。著書に「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」など。
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