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商品説明
中世の宮廷女房の中心的な役割を果たした典侍・掌侍(内侍)。平安後期の堀河天皇から戦国時代の後奈良天皇までの内侍を歴史的に復元し、「看聞日記」をもとに中世女房の存在形態を紹介。中世の日記と女房との関わりも論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
中世という激動の時代、翻弄される朝廷を支え、中世文学の担い手として活躍した禁裏の女房たちの実態に迫るべく、さまざまな文献資料を渉猟し、丹念に繋ぎ合わせることで、一人ひとりの軌跡を追い、さらにその全体像の復元を試みた労作である。
本書では、平安後期の堀河天皇から、戦国時代の後奈良天皇までの内侍の復元を軸に、勾当内侍や大納言典侍といった禁裏女房の中心的役割の女房の出現を明らかにし、とくに中世後期については、下級女房も含む女房全体を復元する。
その成果は、巻末に天皇の在位期間ごとに一覧表化され、復元過程を通じて明らかになった、女房たちを輩出する「家」の系図も掲載する。
第二部では、『看聞日記』より復元された伏見宮家の女房の実態から中世女房の存在形態を紹介し、第三部では、日記文学や『御湯殿上日記』などの中世の日記と女房との関わりを多面的に追っている。中世史研究の工具書として必携の成果である。【商品解説】
目次
- 序章 中世の内裏女房を理解するために
- はじめに−問題点の提起−
- 一 研究史を振り返って
- 二 中世女房の数量的把握
- 第一部 中世禁裏女房
- 第一章 内侍の職務と補任
- はじめに
- 一 内裏女房の職務
- 二 内侍の補任
- 三 勾当内侍−その成立をめぐって−
著者紹介
松薗 斉
- 略歴
- 〈松薗斉〉1958年生まれ。愛知学院大学文学部教授。著書に「日記の家」など。
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