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紙の本
帝国の視角/死角 〈昭和期〉日本の知とメディア
戦前と戦後を貫く昭和期と、朝鮮・台湾・北海道・東京などの固有の場所を題材に、「帝国」日本の植民地へのまなざし=視角と、見落とされてきたこと=死角とを明らかにして、メディア...
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商品説明
戦前と戦後を貫く昭和期と、朝鮮・台湾・北海道・東京などの固有の場所を題材に、「帝国」日本の植民地へのまなざし=視角と、見落とされてきたこと=死角とを明らかにして、メディアや学知と「帝国」の関係性をあぶり出す。【「TRC MARC」の商品解説】
戦前と戦後を貫く昭和期という時代と、朝鮮・台湾・満蒙・対馬・北海道・沖縄・東京などの固有の場所を題材に、〈帝国〉日本の植民地へのまなざし=視角と見落とされてきたこと=死角とを明らかにして、メディアや学知と「帝国」の関係性をあぶり出す。【商品解説】
目次
- はじめに 坂野 徹/愼蒼健
- 1 「帝国の視角/死角」とは何か
- 2 本書の全体像
- 第1章 植民地衛生学に包摂されない朝鮮人――一九三〇年代朝鮮社会の「謎」から 愼蒼健
- 1 「謎」の発見と放置
- 2 「謎」の科学的排除
- 3 「謎」の解明と限界
- 第2章 大日本帝国の形質人類学を問い直す――清野謙次の日本民族混血論 アルノ・ナンタ
収録作品一覧
植民地衛生学に包摂されない朝鮮人 | 愼蒼健 著 | 17−52 |
---|---|---|
大日本帝国の形質人類学を問い直す | アルノ・ナンタ 著 | 53−79 |
智城の事情 | 菊地暁 著 | 80−112 |
著者紹介
坂野 徹
- 略歴
- 〈坂野徹〉日本大学経済学部教授。専攻は科学史、人類学史。
〈愼蒼健〉東京理科大学工学部第一部准教授。専攻は科学史、朝鮮近代医学史。
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