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紙の本
動物×ジェンダー マルチスピーシーズ物語の森へ (神奈川大学人文学研究叢書)
動物表象に潜むジェンダー力学とは。動物や人間、精霊、ウイルスをめぐる物語の森に分け入り、マルチスピーシーズとジェンダーという複合的な視野で作品の可能性を浮上させる。【「T...
動物×ジェンダー マルチスピーシーズ物語の森へ (神奈川大学人文学研究叢書)
動物×ジェンダー
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商品説明
動物表象に潜むジェンダー力学とは。動物や人間、精霊、ウイルスをめぐる物語の森に分け入り、マルチスピーシーズとジェンダーという複合的な視野で作品の可能性を浮上させる。【「TRC MARC」の商品解説】
人間と動物を対立させる価値観を退け、ポストヒューマンやクィアの思想を取り込んで、動物表象に潜むジェンダー力学を浮き彫りにする。動物や人間、精霊やウイルスをめぐる物語に分け入り、マルチスピーシーズとジェンダーの視野で作品の可能性を浮上させる。【商品解説】
目次
- 序 文 マルチスピーシーズ物語の森のマッピング 村井まや子/熊谷謙介
- 第1部 記された〈動物〉と〈性〉
- 第1章 共苦による連帯とその失敗――大江健三郎「泳ぐ男」における性差と動物表象の関係を手がかりに 菊間晴子
- 1 大江作品にみられる動物表象
- 2 想像力の挫折の物語としての「泳ぐ男」
- 3 女性の犠牲者に対するまなざし
- 4 動物としての男性
- 5 非‐動物としての女性
収録作品一覧
マルチスピーシーズ物語の森のマッピング | 村井まや子 著 | 11−24 |
---|---|---|
共苦による連帯とその失敗 | 菊間晴子 著 | 26−52 |
多和田葉子の動物演劇の試み | 小松原由理 著 | 53−74 |
著者紹介
村井 まや子
- 略歴
- 〈村井まや子〉神奈川大学外国語学部教授、おとぎ話文化研究所所長。
〈熊谷謙介〉神奈川大学国際日本学部教授。
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