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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/02/08
- 出版社: 時事通信出版局
- サイズ:19cm/263p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7887-1803-6
紙の本
死にたかった発達障がい児の僕が自己変革できた理由 麴町中学校で工藤勇一先生から学んだこと
著者 西川 幹之佑 (著)
4代続けて東大卒の名門家系に生まれた発達障がい児は、周囲から忌み嫌われ自暴自棄になっていたが、大胆な教育改革をおこなっていた校長のもとで学び…。自身の半生を振り返りながら...
死にたかった発達障がい児の僕が自己変革できた理由 麴町中学校で工藤勇一先生から学んだこと
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商品説明
4代続けて東大卒の名門家系に生まれた発達障がい児は、周囲から忌み嫌われ自暴自棄になっていたが、大胆な教育改革をおこなっていた校長のもとで学び…。自身の半生を振り返りながら、人生を変えた出会いと学びを伝える。【「TRC MARC」の商品解説】
■これは現代の「ヘレン・ケラー物語」だ!
4代続けて東大卒という超名門の家柄に生まれたのに、ADHDにASD傾向、学習障がいという3重苦で、幼稚園すら二時間で中退させられた著者。小学校2年生までは特別支援学級に通うも「赤ちゃん扱い」になじめず、強く希望して通常学級に転籍。しかし、周囲とトラブルを起こし、テストで点がとれないとパニックになっては教室を飛び出す毎日を送り、やがて「死にたい」という衝動にとらわれるようになる。
そんな著者が変わったきっかっけは、千代田区立麴町中学校に入学し、大胆な学校改革を実践していた校長の工藤勇一氏(ベストセラー『学校の当り前をやめた。』の著者)に出会ったことだった。
「3重苦」だったヘレン・ケラーは、サリバン先生に出会って「Water」という言葉を手のひらに書いて教わるまで、暗闇の世界で生きていた。
著者は、その気持ちが分かる気がすると言う。混沌とし、恐怖そのものだったこの世界。それが、麹町中学校でもがき苦しみながら世界の輪郭をつかみ、卒業後も工藤氏から学んだことをもとに試行錯誤を続け、少しずつ自分にあう生き方をつかんできたのだと話す。
ヘレン・ケラーを目覚めさせた「Water」という言葉は、著者にとっては「自律」という言葉だった。
工藤氏の教育目標は「自律した生徒を社会に送り出す」ことだ。「自律」「尊重」「創造」を掲げ、社会を生きる当事者意識をもつ生徒を育てるという工藤氏のもとで様々な学びを経験するうちに、著者は親や名門家系に対する劣等感、周囲に対する憎しみから解放され、「自律」して生きる大人になるために、「自己変革」に挑むようになる。
中学卒業までに英検準2級とニュース検定1級などを取得。高校は英国に留学し、現在は時折トラブルを抱えながらも落ち着いて対処しつつ、人並の自己肯定感とともに、前向きに生きている。
人生は誰か他人から与えられたり押し付けられたりするものではなく、自分の選択と行動でつくりあげるもの。どんなにダメな自分でも、自分の取扱説明書を自分の力でつくりあげることが可能。どうしようもないほどダメな「不良品」を自認する著者が、地を這うようにしてたどり着いた希望の境地。
今現在、死にたいと悩み苦しんでいる発達障がい児の役に立てればと願い、その悪戦苦闘の日々のすべてを明らかにする。【商品解説】
目次
- ■はじめに―少し長めの自己紹介もかねて
- ・故障だらけの「不良品」として生まれて
- ・英名門パブリックスクール~東大入学が前提の家系に生まれたのに幼稚園すら2時間で中退した僕
- ・支援学級での2年間~通常学級への移動。6年間で僕のライフポイントはゼロ寸前
- ・死を考える毎日で麹町中学校校長・工藤勇一先生と出会えた幸運
- ・すべての発達障がいの人に知ってほしい、工藤先生のもとで編み出した「自己変革」のためのメソッド
- ■パート1 発達障がい児にとっての学校生活はこんな感じ
- ・特別支援学級での扱いに耐えられない
- ・教室を飛び出たくて出ていくのではない
- ・自分は支援学級でも「邪魔者」だと感じて絶望する
著者紹介
西川 幹之佑
- 略歴
- 〈西川幹之佑〉2002年新潟県生まれ。千代田区立麴町中学校、英国・帝京ロンドン学園卒。帝京大学法学部政治学科1年生。
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工藤校長
2022/06/22 06:18
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この人は、工藤校長と出会ったことで、人生が変わったんだなぁ、とつくづく……。鉛筆の話とか、あいさつを重要視する点は、興味深かったです。東大卒4代の家系で、特殊学級だとキツイ……もう少し、親のことも書いてほしかったかな……そこだけ……