「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
明晰な思想のもと、ダンテが「神曲」で描いたものは何だったのか。現実世界の中で「個人」の出現を予見し、人々の理念を超越した平和を見出した試みを明らかにし、世界文学の代表としての「神曲」が持つ現在性を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
ダンテ没後七〇〇年。「ダンテ論/神曲論」の決定版
日本初の最新の伝記と研究史を備え、ダンテの中世的な側面から現代の世界に与えた影響までを論じる。ダンテのイメージは、政争に破れベアトリーチェに無垢なる愛を捧げた詩人という『神曲』の物語と重ねられ、「イタリア語」を生み出したイタリア国民の父としてナショナリズムのなかで理解されてきた。詩人の明晰な思想を実証主義に基づいた最新の研究成果と、綿密な読解から明らかにし、世界文学の代表としての『神曲』が持つ現在性を描き出す。【商品解説】
目次
- 第一章 詩人の伝記
- 第二章 ダンテ批評史
- 第三章 失われた自筆原稿を求めて
- 第四章 フランチェスカ・ダ・リミニと「私」
- 第五章 ベアトリーチェ神話の終焉と預言する詩人
- 第六章 『神曲』と「個人」の出現
- 第七章 ベアトリーチェの微笑
- 補論 『これが人間か』
- 終章 結論
著者紹介
原基晶
- 略歴
- 〈原基晶〉1967年生まれ。東京外国語大学大学院外国語学部イタリア語学科博士前期課程修了。博士(学術)。東海大学文化社会学部准教授。専門はイタリア文学および中世ルネサンス文化。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む