電子書籍
新キャラ・黒江真由の存在感が不気味
2020/06/23 22:29
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投稿者:Ton - この投稿者のレビュー一覧を見る
真由は一見いい人にしか見えないが、いい人すぎてなんだか怪しい。裏の顔がありそう。これからいったいどんな惨事が起こるのか。後編を読むのが怖い。
紙の本
『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、決意の最終楽章 前編』
2019/04/29 20:53
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
部長になった久美子(Euph)
幹部として久美子を支える副部長の秀一(Tb)、ドラムメジャーの麗奈(Tp)
三十人を越える1年生部員が入部して百二人の大所帯となった北宇治高校吹奏楽部は、前年度出場を果たせなかった全国大会の金賞をめざして活動を開始する
新入部員と転校生、難易度の高い自由曲、メンバー選考のオーディション、部長としてのリーダーシップ、進路の悩み、そして秀一との関係……高校3年間の集大成をめざして第一のステップ京都府大会が幕を開ける
シリーズ累計150万部突破
大人気の部活エンタテインメント最終楽章の前編(後編は2019年6月発売予定)
本書は「響け! ユーフォニアム」シリーズ全体の11冊目、北宇治高校吹奏楽部の本編としては6冊目(第一楽章3冊、第二楽章2冊)にあたる
劇場版「第二楽章」は2019年4月19日から公開とのこと
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響けユーフォニアム 第三楽章
真由は天使の微笑みに悪魔の囁きが同居したような印象を持った。
問題のある一年生相手の実家に突撃する行動力は明らかにこれまでの久美子とも違う様に見えて、正直部長だからという領域を超えてる何かを感じる。
ただここで接しやすいポジションにあったおかげで、麗奈の指導方法に対する後輩の不満を受けることになった久美子だけど、正直この方針に関して言えば麗奈こそ部長の手先感があると思ってしまう連動性があって、その辺は受け取り方として難しい。
冒頭のノートによる会話は正直な話今ならメッセージアプリではあるだろうなと少し思う。
滝先生を信じられないという部分を超えて根底を疑えみたいな人間を信用しないサスペンス感が出てきた気がする。一年生の問題とも違う気がしつつ、でもそういう観点が提示されて枠が広がったとも。
オーディションの実力面を確実に評価する基準は麗奈と香織、奏と夏紀の時は明白だったような気がするが、今回に関して言えば疑問が出てくる理由というのが根拠として採用するのは難しい方針単位の問題。
真由のキャラクター性は不穏という部分が妙にピックアップされているせいか実力も性格も見えなくなってしまうがそここそが魅力か。
基本的に進路に悩む久美子を基準に物事を見ているので、ある種気が気でない状況が続いていて、演奏もそうだがそこが解決しないとなぁという読後感。
段々久美子を通してみたり聞いたりした文章が信用できない語り手になっていくパターンに思えてきて、それが後半どこかで暴発してしまうような事件になるのだろうか。
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カバーイラスト観て、誰?、と思ったら、今度は「謎の転校生」ですか…
先に立華が日本一になったせいで、素直に北宇治が全国金賞なるとは信じられなくなってるけど、そこはおとぎ話らしくハッピーエンドで締めて欲しい、なぁ…
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「何をおっしゃるのやら。私が先輩のことを好きなのではなく、先輩が私のことを好きなのです」
図書館に入るのを待ちたかった(ごめんなさい)けど待ちきれずに買ってしまった。電子書籍無いのかい。
久美子たちが3年生になる4月からのお話。
ユーフォに超強豪校からの転入生が来たり、ドラムメジャー高坂の熱血指導に新入生が挫けそうになったり、魔性の女・久石奏がまた不穏な空気を醸成していたりして、部長になった久美子が振り回されるという前編です。
入学式から始まったこの物語もついに3年目。
先輩たちが2度卒業していって、後輩たちが2度入部してきて、メンバーとそれぞれの立場が入れ替わって受け継がれていくっていうの好きなのです。
大げさに言うと歴史を感じるのが好きなのです。
感情的クライマックスはやはりオーディション。
今回もドラマがあって良かった。
前回前々回のオーディションを思い出してぐっと来てしまう。
今年は大会ごとにオーディションがあるという事は、またそこでも波乱があるのかしらん。
転入生黒江はすごく良い子って感じだけど、奏が反発してたり久美子が距離おいてたりで、後編どうなるのか…。なんで警戒されてるのか良くわからん。
お寺なのに巫女服着て受付するんスか?
冒頭はミスリード入れてるっぽくていいね〜。
正直アニメの印象に引っ張られまくっていて、小説単体として読めていないですが、後編めちゃくちゃ楽しみ。終わるのは寂しい。っていうかあと一冊でほんとにまとまる?
完結編やってくれてもいいよ?
あとスピンオフで部長久石奏編やってください。
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幹部の3人の交換ノートが好き。懐かしいな。
人物像が丁寧に描かれているから、前編後編でまとめて欲しくない。もっとこの場面のこの子の気持ちを知りたい、と感じたり。
部長としての久美子の気持ちがよく描かれていて面白かった。
部長になったことないから、こんな気持ちなんだ、って。
なんでもないような、1つ1つの行動や表情や言葉が
なにかをあらわしているようで。
海月、と緑が表した真由と久美子、後編での関係が気になる。
みっちゃんとの階段でのシーン、すきだな。
1番心に刺さった言葉
「迷いを怠けの言い訳にはするなよ。やらない理由を探す癖がつくと、いつか身動きが取れなくなるぞ」
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『2019年 5月 1日 第1刷 発行』版、読了。
久美子、三年生編です。
新年度スタートから、府大会の結果までを描いた内容でした。
正直、先代および先々代の先輩達が卒業してしまい、そんな中での高校生活最後の挑戦である、全国大会金賞目指してのはじまりに、どんな展開が待ち受けているのか……そう思いながらドンドン読みふけりました!
本作からはまだ(2019年8月 現在)映像化されてない内容でしたから、読み進めていく「中身」が全て新鮮でした!
新たに入部した一年生たちのことや、大所帯となった吹奏楽部、今年から試みる新たな取り組み、部長、副部長、ドラムメジャーとなったそれぞれなどなど。
いくつもの出来事が交差しながら、運命の府大会が訪れて――
それまでに印象に残る出来事や場面がいくつもありました☆
中でも、本作の内容で一番の盛り上がりを見せたのは、やはりA選抜の55人とソロ&ソリ発表場面です☆
しかし、今年はこれでオーディション終了ではない……という展開が、後編でどのように描かれるのか気になるところ。
またキーパーソンになるやもしれぬ黒江真由の存在や、久美子二年生編で描ききれなかった求のエピソードが後編でまとまるのか、また顧問である滝への不信感はどう決着がつくのか……などなど、後編への期待値があがりました☆
そもそも、(久美子が選ぶ進路を含めて)どんな結末が待っているのかも、ですが。
そしてこの前編ではOGは(名前はあがったものの)誰一人再登場しませんでした。
そんなわけで、引き続き後編を手にしたいと思っております!
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好きな作品ということもあり、やはり三年目は重みが違うと感じた。漂う不安や問題を演出するのがうまいと思う。毎年ながらオーディションは読んでいるこっちもドキドキしてしまう。
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あっという間に読み終えちゃった。つい先が気になっちゃうんだよね。今度は金賞取るんだろうけどさ。結果は読めてるんだけど、そこまでの経過が気になるわ。うーん、転校生がざわざわするね。自分の居場所作るために不和を呼ぶトラブルメーカーちゃんって感じ?
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いよいよ久美子たちも3年生。最後のコンクールに挑む。九州の強豪校からの転校生あり、新入生たちの人間模様もありと見どころたくさん。何より久美子が進路のことや、部長として部をまとめていく過程で悩み成長していく姿がいい。成長したがゆえに滝先生を絶対視できなくなってきたり、また麗奈や秀一との関係など物語の世界にのめり込んでしまった。後編も楽しみ!
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続きが気になって、どんどん読んでしまった。
前編は終始、清良女子校からの転入生に読者である自分の心がざわついた。オーディション辞退しようか?なんて、絶対にAメンバーに選ばれる自信があるようにしか思えない。関西大会のオーディションで、トラブルが起きなければいいけど。
そしてエピローグ。これもなんだか不穏なんですけど、、、。どうなる?北宇治吹奏楽部!?
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お正月休み中に後編も合わせて一気に読み漁ってしまった。
久美子が香織先輩に言われた言葉が印象に残る。
疑心暗鬼に囚われて、いろんなものが恐怖や脅威の対象に見えてしまうこと自分もあったななんて思い出した。
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遂に主人公たちは最終学年に。私の高校時代のクラブ活動からは想像もつかないが、100人を越えるクラブの部長は本当に大変。私の母校の器楽部も県では名門だったので、それくらいの規模だったので、大変だったろうな。部長って誰だったっけ? 私自身のクラブは3年生は8名で、私は部長でもないので、大変気楽だったなあって関係ない話ばかりで申し訳ない。後半楽しみ
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シリーズ本と知らずに借りてしまった。
それでも、めちゃくちゃ面白い!かなりの登場人物なのにすぐにそれぞれを認識できる凄さ。
それぞれの個性が強い!
高校の時にこんなにしっかりしたクラブに入ってなかったからなんか憧れ抱きつつ読んでしまった。
吹奏楽部の子たちってこんなに大変なんやんやなぁ。でも、みんなで音を重ねて曲を作れるのは楽しいやろなぁ。
後編も楽しみ。
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久美子3年生編。
部長としてまた高校3年生としての悪戦苦闘。
部長としてきちんと部をまとめられるのか、進路をどうしたらいいか、そして新加入の黒江真由に立場を脅かされるのではないかという恐れ。
何か一歩踏み外せばズタズタになってしまうのではないかという久美子の気持ちが伝わる。