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商品説明
この20年間のハーディ批評の動向を踏まえた、新たなハーディ小説論。複数の価値観のテクスト内共存を認識し、弁証法的協奏と発展をもたらす姿を読みとって、より高度な交響詩としての作品のかたちを指摘する。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 粗筋と作品論-「トマス・ハーディの全小説」
- 第一章 『窮余の策』(Desperate Remedies,1871)
- 第二章 『緑樹の陰で』(Under the Greenwood Tree,1872)
- 第三章 『青い瞳』(A Pair of Blue Eyes,1873)
- 第四章 『狂乱の群れをはなれて』(Far from the Madding Crowd,1874)
- 第五章 『エセルバータの手』(The Hand of Ethelberta,1876)
- 第六章 『帰郷』(The Return of the Native,1878)
- 第七章 『ラッパ隊長』(The Trumpet‐Major,1880)
- 第八章 『微温の人』(A Laodicean,1881)
- 第九章 『塔上のふたり』(Two on a Tower,1882)
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