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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/05/14
- 出版社: 京都大学学術出版会
- サイズ:23cm/389p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8140-0229-0
- 国内送料無料
紙の本
小さな学校 カルティニによるオランダ語書簡集研究 (地域研究叢書)
著者 富永 泰代 (著),京都大学東南アジア地域研究研究所 (編)
インドネシア女性解放運動の先駆者カルティニ。死後に出版された書簡集「闇から光へ」の1987年版と1911年版を比較検討し、西洋に都合よく編集された虚像を剝ぎとり、失われた...
小さな学校 カルティニによるオランダ語書簡集研究 (地域研究叢書)
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商品説明
インドネシア女性解放運動の先駆者カルティニ。死後に出版された書簡集「闇から光へ」の1987年版と1911年版を比較検討し、西洋に都合よく編集された虚像を剝ぎとり、失われた彼女の実声と可能性を論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
インドネシア女性解放運動の先駆者カルティニ(Kartini, 1879-1904)。女性教育に奔走した彼女を有名にした死後出版書簡集『闇から光へ』では西洋の光で未開から開眼する姿が描かれた。しかしそれは都合のよい虚像ではないか? 除外された書簡から、教育と工芸芸術の振興で西洋からの自立を目指す姿を描き、解放された個人を求めたその声に耳を傾ける。【商品解説】
目次
- 凡 例
- 序章 Door Duisternis tot Licht とBrieven
- 第1節 民族英雄像の何が無視されたのか
- 第2節 先行研究の整理
- 第3節 本書の構成
- 第1章 背 景—閉されたジャワ社会の下で
- 第1節 植民地国家オランダ領東インドNederlandsch Oost Indië の官僚制度と教育制度
- 第2節 19 世紀後半における交通・通信の発展と社会変化
著者紹介
富永 泰代
- 略歴
- 〈富永泰代〉東京大学大学院人文社会系研究科アジア文化研究専攻博士課程修了。博士(文学)。京都大学東南アジア地域研究研究所共同研究員(IPCR)。専門は東南アジア歴史社会。
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