「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
アフェクトゥス 生の外側に触れる
存在とは、アフェクト(影響・作用)されることの中で生まれ、そして消えていく。世界の見方の根本的な転倒によって現れる現実を、人類学や認知心理学、芸術など多様な領域における先...
アフェクトゥス 生の外側に触れる
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
存在とは、アフェクト(影響・作用)されることの中で生まれ、そして消えていく。世界の見方の根本的な転倒によって現れる現実を、人類学や認知心理学、芸術など多様な領域における先端的な考察・実践と重ね合わせながら示す。【「TRC MARC」の商品解説】
我々は「すでに在る」のではない。人も動植物もモノ……も,影響・作用(アフェクト)され,影響・作用(アフェクト)することの中で,存在し続けることが出来るのだ――。作家が創作のモチーフをつかむ瞬間,密林の中で突然「視界が開けた」サル学者の経験,スーダンの半農半牧民が感受する「闇の時空」,植物と人とが形成する複合体とも言うべきアマゾンの先住民の生活世界,あるいはAI棋士と生身の棋士とが「情動」において作用し合いながら拓く新しい将棋……。「客観的現実」には還元できない陰影のある現実は,アフェクトゥス(情動)の相から眺めることによって初めて垣間見えるのだ。世界の見方の根本的な転倒による,人類学,哲学,生命科学そしてアートの共振。【商品解説】
目次
- はじめに―アフェクトゥス(情動)的世界への招待 [西井凉子・箭内 匡]
- 序 章 書き割りの身をうぐいす、無限小の幸福 [中村恭子]
- 1 アフェクトゥス、あるいは空虚を身体に刻む
- 2 顕在する仮想と潜在する現実
- 3 書き割りの向こう側
- 4 書き割りの身、うぐひすは無限小の幸福
- 5 外部に控えるものたち
- 第1部 アフェクトゥス論の射程
収録作品一覧
書き割りの身をうぐいす、無限小の幸福 | 中村恭子 著 | 8−40 |
---|---|---|
スピノザと「植物人類学」 | 箭内匡 著 | 43−69 |
熱帯雨林との感受 | 黒田末寿 著 | 71−94 |
著者紹介
西井 凉子
- 略歴
- 〈西井凉子〉1959年生まれ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。博士(文学)。
〈箭内匡〉1962年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。博士(学術)。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む