「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
天文学と占星術が未分化であった時代に、運命・神慮・摂理を歌った教訓叙事詩「アストロノミカ」。その全体像を文学研究の見地から明らかにするとともに、当時の文化的・思想的・社会的文脈の中で捉える。【「TRC MARC」の商品解説】
『アストロノミカ』は,古代の天文学,占星術や天文知識についてまとまった形で残った最古の文献の一つである。天文学と占星術が未分化であった古代ローマの時代に,ストア哲学的な世界観を背景に運命・神慮・摂理など,人間と宇宙とが織りなすさまざまな諸関係を歌う,文学的技巧を駆使した作品の本格的研究。【商品解説】
目次
- 序章 西洋古代の占星術−ローマ帝政初期まで
- 1 天文学と占星術
- 2 バビロニアからギリシアへ
- 3 ローマにおける占星術の隆盛
- 4 初期ローマ皇帝と占星術
- 第1章 『アストロノミカ』の成立年代と研究史
- 1 作品の成立年代をめぐる問題
- 2 完成作か否か
- 3 『アストロノミカ』研究の歴史
- コラム1 学者詩人ハウスマン
著者紹介
竹下 哲文
- 略歴
- 〈竹下哲文〉1991年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。京都大学ほか非常勤講師。専門は西洋古典学。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
プトレマイオスと並ぶ占星術書の古典『アストロノミカ』
2022/09/10 14:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大樹パパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
白水社から出版されていた有田忠郎さん訳の『占星術または天の聖なる学』以来のこの書に関する専門書。白水社版は作品の(今のところ唯一の)翻訳本でしたが、今回はその解説本。せっかくだから全文訳しつつの解説本になっていれば言うことなしでした(無い物ねだりでしょうけど)。