「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
極楽への往生を目指した人々の伝記を綴った「往生伝」。現代語訳と解説を付し、平安時代に芽生え社会全体に広がった「お迎え」信仰の光と闇に迫る。『信仰』誌上連載「阿弥陀仏に出遇った人々」を元に大幅な加筆を行い書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
「オムカエ」……。「アノ世からのオムカエ」などという言い方をします。多くの人はそれが「極楽からのお迎え」を意味することを知っています。阿弥陀仏が菩薩と共にやって来て臨終の人を迎え取り、極楽へ連れ帰る場面を思いうかべることのできる人も少なくないと思います。それは平安時代の貴族社会に定着した信仰に基づく情景です。「お迎え」という言葉は、その意味のままに現代にまで受け継がれているのです。(「はじめに」より)
※ ※ ※
命終ときに、阿弥陀仏が迎えに来なければ、極楽に往生できない――
平安時代の貴族社会に芽生え、やがて社会全体に広がった「お迎え」の信仰の実態をうかがい、その光と闇に迫る。
平安時代に著された「往生伝」のなかから、慶滋保胤『日本往生極楽記』(全)、大江匡房『続本朝往生伝』(部分)、三善為康『拾遺往生伝』『後拾遺往生伝』(部分)、さらに『楞厳院二十五三昧過去帳』(全)を現代語訳し、エピソードのそれぞれに解説を付す。【商品解説】
目次
- はじめに
- 一 日本往生極楽記
- 1 序
- 2 聖徳太子――日本仏教の開祖、妃とともに往く
- 3 行基――大仏建立の立役者、鬼も認める極楽往生
- 4 善謝・隆海――南都三論宗の碩学、阿弥陀の讃文を唱えつつ
- 5 円仁――比叡山不断念仏の創始者、手に定印を結び阿弥陀仏を念じつつ
- 6 増命――比叡山西塔の造営者、金色の光に照らされて
著者紹介
梯信暁
- 略歴
- 〈梯信暁〉1958年大阪市生まれ。早稲田大学第一文学部東洋哲学専修卒業。大阪大谷大学文学部教授、龍谷大学講師、浄土真宗本願寺派中央仏教学院講師など。著書に「奈良・平安期浄土教展開論」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む