こぶたのピクルス （福音館創作童話シリーズ 「こぶたのピクルス」シリーズ）

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かわいらしいこぶたのピクルスの日常。やさしい気持ちになれます。

多分ピクルスは小学校1年生くらい。そのくらいの子に当てはまるエピソード（歯が抜けるとか）の短編が４つ。

本文中の豊富な挿絵がカラーなのも見ていて楽しい！漢字には全てフリ仮名あり。

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小学校一年生くらいの、ぶたのピクルスが主人公。
低学年向けの読み物。
あたたかな家族や友人に囲まれた、しあわせな子供の暮らしが描かれており、ほのぼのと楽しめます。
ピクルスもかわいいけれど、挿絵も可愛くて物語によく合っています。

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"「子どもの歯がぬけると、その子はいったい、どうなるでしょうか？」
「かんたんだ。歯のない子どもになる」
とのさまがえるは、こたえました。"[p.71_ピクルスの大ニュース]

「ピクルスのわすれ物」
「ピクルスと卵」
「ピクルスの大ニュース」
「ピクルスの海水パンツ」

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可愛らしくてほのぼのしている。乳歯が抜ける話、海パンを用意して海に行く(までの)話、どれもタイムリーで男の子でも先が気になるようであっという間に読んだ。

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低学年向け、となっていたけど、お話が4つ収録されていて、全体の文章量は結構多い。語り口は確かに低学年向け。
ピクルスがかわいい。すごく素直な可愛さ。

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こぶたのピクルスの日常の話
「ピクルスのわすれ物」
お母さんにいわれて何も忘れ物がないことを確認したピクルスが、学校へでかけます。牛乳屋さんとパン屋さんがわすれたいのぶたさんの朝ご飯を届けるためにあるいていると、新聞屋さんにお父さんへの新聞を届けるのを忘れたといわれます。ピクルスはいのぶたさんに届け物をしたあと家へ戻り、お母さんに学校へ行くのを忘れているよといわれ大慌てで学校へ駆け出します。
「ピクルスと卵」
お母さんに頼まれて市場で卵を沢山買ってきたピクルスは、お母さんの卵料理を色々思い浮かべながらそうっとと歩いていました。卵スープを思い浮かべたとたんぴょんぴょん跳びはねながら拍手喝采していました。家に帰り、日々だらけの卵を見てお母さんはため息をつきピクルスの目にみるみる涙があふれます。けれどもお母さんは卵を全部使っておいしい卵クッキーを作ってくれました。
「ピクルスの大ニュース」
ある朝、ピクルスの歯が一本ぐらぐらしていました。大人の歯に生え替わることをきいたピクルスはひよどりとじねずみととのさまがえるに知らせて回ります。ところが歯はなかなか抜けません。皆が見に来ても抜けていないのでお母さんが歯に糸を巻いて自分で引っ張ってごらんといいますがピクルスは引っ張ることができません。お昼ご飯に呼ばれたピクルスが振り向いたとたんに糸が引っ張られて歯が抜けました。次の日の朝ようやく大人の歯が少し生えてきました。
「ピクルスの海水パンツ」
あしたは海に遊びに行きます。お母さんは魚模様の青い海水パンツを縫ってくれています。できあがる前に寝る時間になってしまいますがピクルスは水中メガネと足ヒレとうきぶくろとパラソルをみつけ、泳ぐ練習をしています。そのうちできあがった海水パンツを見つけ、うきぶくろに入ってひとやすみをしているうちにねむってしまいました。
だれにでも起こりうるような普通の出来事で子どもたちは親近感を覚え、物語の中に入り込んでゆける。絵は前ページにあり、優しい色彩の水彩画。文字は縦書き。短編が４つ入っているので初めて物語を読む子にも適している。

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ピクルスがとてもかわいい。ピクルスの周りの大人たちの愛情も伝わってきてほのぼの。長女も気に入り、読み終わるとすぐに続編も図書館に予約しました。

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子供向けの本ですが、面白かったです。
出てくる人がみんな優しくて、心穏やかに読めます。
学校に行くのを忘れちゃったピクルスは学校に走って行くし、ピクルスの乳歯が抜けることが森の大ニュースになるし、お使いの卵を割っちゃって悲しくなるけどママが卵クッキーにしてくれます。みんな幸せ。

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おもしろかった。なんだろ、やっぱちゃんとしてるな。しっかりしてる。上っ面じゃない本物感。こういう物語を届けたい。

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小学校低学年向け、1年生にはちょっと厳しいかな？
短編が4つ入った、正方形みたいな珍しい形の本。
ムスメ7歳が、こども本の森で見つけた本。

こぶたのピクルスは、学校に通ってる男の子。
この子がもう、うちの子供たちそっくりでたまらん！
きっと特に男子のお母さんは「あるある！」となるでしょう。

作者の小風さちさん。
絶対見たことある名前…
著者紹介のところを見たら、「わにわにのおふろ」！

絵本って、作者と絵がセットで記憶されるけど、絵は別の方が描いてることがほとんど。
そうか、わにわに。。

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ピクルスとともだち がほんわかしたので、遡って読んだ。

いのぶたのおじいさんも登場。
お母さんの卵クッキーも。

内容は、3作目のほうが好み。