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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/03/12
- 出版社: マガジンハウス
- サイズ:19cm/333p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8387-3085-8
読割 50
紙の本
蕎麦湯が来ない
文学界の異才コンビ、せきしろと又吉直樹が詠む、自由律俳句集第3弾。センチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句404句、散文50篇を収録する。『小説幻冬』連載を加筆・訂正し...
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商品説明
文学界の異才コンビ、せきしろと又吉直樹が詠む、自由律俳句集第3弾。センチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句404句、散文50篇を収録する。『小説幻冬』連載を加筆・訂正し、書き下ろしを追加。【「TRC MARC」の商品解説】
いいの? そんなに頭の中を贅沢に出しちゃって、もったいなくない? 2人ならこの1文で一冊分じゃない? それとも、脳内に溢れすぎて出さないとどうかなってしまうの?? これは読んだだけで、自分の暮らす場所がどこだって物語にできるというドーピング本。ページを開くたびに脳内に切なすぎる映画が上映される感じ、上映時間はそのページにとどまって妄想する時間次第、はぁ、楽しい。---山里亮太(芸人)
美しく、儚く、切なく、哀しく、馬鹿馬鹿しく、愛おしい。
鬼才と奇才。文学界の異才コンビが詠む、センチメンタル過剰で自意識異常な自由律俳句集。
『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』に続くシリーズ第三弾。四〇四句の自由律俳句と五〇篇の散文を収録。
琴線に触れまくる言葉たち。
しみじみってもんじゃない。
誰もいない時計店で動いている針
写真にうつらない月を仰ぐ
もう引き返せないということもない
ブランコに濡らされた手を拭く
用途の無い棚を眺めている
そうだふりかけがある
*自由律俳句とは、五七五の形式を破り自由な韻律で詠む俳句のこと。
【商品解説】
著者紹介
せきしろ
- 略歴
- 〈せきしろ〉1970年北海道生まれ。文筆家。主な著書に「去年ルノアールで」など。
〈又吉直樹〉1980年大阪府生まれ。吉本興業所属の芸人であり作家。「火花」で芥川賞受賞。
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紙の本
明るいだけでは
2022/07/26 01:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
心に常駐している説明はし辛い憂鬱を感じる瞬間達の自由律俳句集で私には共感がたくさんでした。
世の中やSNS、テレビの特集などはおしゃれで皆んなキラキラしているようになっているのか、見せているのか。そんな世界だったら、私は耐えられない。その「耐えられない」と思ってからこの本を開いて少し心を均します。
電子書籍
自由律俳句も日常を切り取る
2020/05/17 16:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kawaudon - この投稿者のレビュー一覧を見る
又吉さんのラジオでこの本を知りました。
自由律俳句というジャンルは、読むまで知りませんでしたが、日常を切り取るのは俳句と一緒。視点や切り取り方にセンスが現れるのだと思いました。
せきしろさん、又吉さんの自由律俳句は、あるある!と思うものから、そんな視点があったかと思わせるものまでさまざま。エッセイも二人の生き方や世界の見方に気づかされて、好きな一冊になりました。