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商品説明
イタリアのシチリア島に伝わる伝説をモチーフにした、人の心を信じられない王に信頼することの尊さをメロスが悟らせる「走れメロス」と、4編のおとぎ話を太宰流にアレンジした「お伽草子」を大活字、読み仮名付きで収録。【「TRC MARC」の商品解説】
シリーズ第2巻「走れメロス」は、表題作のほか、「お伽草子」を収載している。「走れメロス」は、紀元前のギリシャ時代、イタリア南部のシチリア島にある都市に伝わる古い伝説が物語のモチーフになっている。メロスが、人の心を信じられない王に信頼することの尊さを悟らせる物語。「お伽草子」は、短編小説「瘤取り」「浦島さん」「カチカチ山」「舌切雀」の4編を収載。お馴染みのおとぎ話が太宰流にアレンジされている。【商品解説】
目次
- 走れメロス
- お伽草子
- 瘤取り
- 浦島さん
- カチカチ山
- 舌切雀
収録作品一覧
走れメロス | 1−46 | |
---|---|---|
お伽草子 | ||
瘤取り | 51−94 |
著者紹介
太宰 治
- 略歴
- 1909年〈明治42年〉6月19日-1948年〈昭和23年〉6月13日)は、日本の小説家。本名は津島 修治。1930年東京大学仏文科に入学、中退。
自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、戦前から戦後にかけて作品を次々に発表した。主な作品に「走れメロス」「お伽草子」「人間失格」がある。没落した華族の女性を主人公にした「斜陽」はベストセラーとなる。典型的な自己破滅型の私小説作家であった。1948年6月13日に愛人であった山崎富栄と玉川上水で入水自殺。
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