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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/02/10
- 出版社: 関西学院大学出版会
- サイズ:19cm/104p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86283-271-9
紙の本
うたかた 七代目鶴澤寛治が見た文楽
人形浄瑠璃文楽の三味線、人間国宝七代目鶴澤寛治の記憶にだけ残る文楽の世界。父である六代目の背、大阪大空襲、文楽座の焼失、復興と分裂、七代目襲名など、戦前から現在までの道の...
うたかた 七代目鶴澤寛治が見た文楽
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商品説明
人形浄瑠璃文楽の三味線、人間国宝七代目鶴澤寛治の記憶にだけ残る文楽の世界。父である六代目の背、大阪大空襲、文楽座の焼失、復興と分裂、七代目襲名など、戦前から現在までの道のりを文章で再構築する。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- はじめに
- 一 原風景
- 父の背/父・六代目鶴澤寛治/生まれ変わった文楽座/彦六座/團平師匠のもとに/文楽座に戻る/京都に戻る/再び文楽座へ/堀江の思い出/小春太夫の美声/三味線は芸能界きっての人気/新しい文楽座/堂島/川のせせらぎ/襲名と遺恨/戦争へ
- 二 戦中のデビュー
- 義兄・浜太夫(四代目・津太夫)/デビューは琴・名は寛子/大阪大空襲/四ツ橋・文楽座焼失/義兄の復興運動/終戦へ/初の東京公演/父の稽古/鶴澤寛五郎/目指すのは芸術家
- 三 復興と分裂
- GHQの介入/分裂/あの日の雪/「曽根崎心中」の復活/三味線を音楽としてクローズアップ/道頓堀文楽座/松竹との別れ/交渉の糸口/珍道中/パリジェンヌの涙/両会派の溝
著者紹介
鶴澤 寛治
- 略歴
- 〈鶴澤寛治〉1928〜2018年。京都市生まれ。重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。01年に七代目鶴澤寛治を襲名。
〈中野順哉〉作家。小説を阿部牧郎、浄瑠璃台本を七世鶴澤寛治に師事。
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人形浄瑠璃文楽の三味線、人間国宝七代目鶴澤寛治の記憶にだけ残る文楽の世界。その戦前からの道のりを文章で再構築する試み
2019/02/21 15:17
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨年九月にこの世を去られた鶴澤寛治さん。「七代目・鶴澤寛治の記憶にしか残っていない世界を再構築する」。文楽の復興と分裂の歴史が、本書を通して見えてきます。写真は渡邉肇さん。必見です。