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商品説明
21世紀の幕開けと相前後して、新たな武力紛争に見舞われたソロモン諸島ガダルカナル島。紛争下を「普通」に生き抜いた人々の生存戦略の中から、平和と紛争の共時的関係と紛争解決のダイナミズムを浮き彫りにする。【「TRC MARC」の商品解説】
太平洋戦争の激戦地として知られるソロモン諸島ガダルカナル島は、21世紀の幕開けと相前後して新たな武力紛争「エスニック・テンション」に見舞われた。島の出身者同士も集団意識を共有せず、武装集団と島民との間に温度差があるために紛争に加担する度合いにも差が生じるなかで、贈与儀礼によって生存を確保するという特徴的な慣習も存在していた。彼らがどのように紛争処理を行ってきたかを分析したうえで、紛争後の社会再構築における最重要課題である和解と関係修復の経緯を論じる。戦争や暴力は非日常世界のものか?紛争下を「普通」に生き抜いた人々の生存戦略から、平和と紛争の共時的関係と紛争解決のダイナミズムを浮き彫りにする。【商品解説】
目次
- 序章 紛争に着眼した平和の人類学に向けて
- 第一節 本書の目的
- 第二節 調査方法
- 第三節 本書の構成
- 第一章 平和の人類学とメラネシア民族誌
- 第一節 平和と暴力の研究
- 第二節 平和論と交換論の交差点
- 第二章 ガダルカナル島北東部の民族誌的概観
- 第一節 調査地概要
- 第二節 社会構造
著者紹介
藤井 真一
- 略歴
- 〈藤井真一〉1981年奈良県生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科人間科学専攻博士後期課程単位取得満期退学。博士(人間科学)。国立民族学博物館外来研究員。専門は文化人類学、オセアニア地域研究等。
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