「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
祈りの形にみる西洋近世 茨木の銅版画シリーズ〈七秘跡と七美徳がある主の祈りの七請願〉
著者 蜷川 順子 (著)
大阪府茨木市立文化財資料館に保管されている銅版画シリーズ〈七秘跡と七美徳がある主の祈りの七請願〉を手がかりに、交差する文化的、美術史的、宗教的、政治的事象を掘り起こしなが...
祈りの形にみる西洋近世 茨木の銅版画シリーズ〈七秘跡と七美徳がある主の祈りの七請願〉
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
大阪府茨木市立文化財資料館に保管されている銅版画シリーズ〈七秘跡と七美徳がある主の祈りの七請願〉を手がかりに、交差する文化的、美術史的、宗教的、政治的事象を掘り起こしながら、西洋近世のある側面を浮き彫りにする。【「TRC MARC」の商品解説】
近世初期に宣教師がもたらした祈りの銅版画シリーズは、宗教戦争で顕在化した分裂を調整しながら、非ヨーロッパ世界へ拡張してきた西欧社会の、緊張と模索を伝えるものでもあった。本書は、このシリーズのイメージと、これを生みだした背景や伝統を徹底的に読み解き、当時の受容空間だけでなく現代にも連なる諸問題を探る。【商品解説】
目次
- 序章 茨木の銅版画シリーズの背景:16世紀のカトリック改革と日本宣教
- 0−1 セブのサント・ニーニョ
- 0−2 メキシコのグァダルーペの聖母
- 0−3 フランシスコ・ザビエルと日本宣教における聖画像
- 0−4 イエズス会と布教聖省
- 第1章 茨木本銅版画シリーズの発見とその背景
- 1−1 千提寺・下音羽地区の寺社と交通路
- 1−2 摂津のキリスト教布教と千提寺・音羽地区
- 1−3 明治の禁教令解除と潜伏キリシタン
- 1−4 茨木銅版画シリーズの発見
著者紹介
蜷川 順子
- 略歴
- 京都大学大学院文学研究科博士後期課程(美学美術史学専攻)修了。Ph.D.(芸術学、ヘント大学)。
関西大学教授などを経て、現在、関西大学名誉教授、東西学術研究所客員研究員。
専門は芸術学、美学、西洋美術史。
代表的著作:『バーバラ・バート「風のイコノロジー」』(翻訳)、2022年、三元社;『ハート形のイメージ世界 見えるものと見えないもの』(編著)、2021年、晃洋書房;『祈りと祈りの場』(共著)、2020年、関西大学東西学術研究所;
『祈りの場の諸相』(共著)、2017年、関西大学東西学術研究所;
『聖心のイコノロジー』(単著)、2017年、関西大学出版部;
『油彩への衝動』(編著)、2015年、中央公論美術出版;
『顔をみること 表わされた顔をめぐる美術史・文化史的断章』(共著)、2012年、関西大学出版部;
『初期ネーデルラント美術にみる個と宇宙』(共著)、2011年、ありな書房;
『アロイス・リーグル「ローマにおけるバロック芸術の成立」』(翻訳)、2009年、中央公論美…
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む