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商品説明
経済大国論を彩った、日本型経営礼賛論の功罪とは。日本が真の経済大国、生活大国になるための条件は何か。ゆとりある生活実現に向けた日本型経営のあり方を問う。【「TRC MARC」の商品解説】
1980年代後半以降日本が経済大国を自認すると同時に、日本型経営の欧米に対する優越性を説く論調が勢いを得た。この自画自賛の経営論は、バブル崩壊に続く90年代後半以降、日本企業の競争力の低下とともに完全に鳴りを潜めて現在に至る。いま求められているのは、企業の競争力の説明論ではなく、人びとの生活を豊かにする経営論である。【商品解説】
目次
- 第一章 「成功」の謎解き
- 1 背景
- 2 柔軟な職務
- 情報効率性/作業組織の柔軟性
- 3 人間尊重の経営
- 生産のヒューマンウェア/人本主義経営
- 4 自発と強制
- 自発性とは/自発性を生む構造
- 5 根なし草の経営論
著者紹介
廣瀬 幹好
- 略歴
- 1953年香川県生まれ。
1975年高知大学文理学部経済学科卒業、1982年大阪市立大学大学院経営学研究科博士課程中退。
高知大学人文学部助手・講師・助教授、関西大学商学部助教授・教授を経て、2020年より関西大学名誉教授。
専攻 ビジネス・マネジメント、経営思想史
著書 『技師とマネジメント思想』(文眞堂、2005年)
『ビジネス・アイ』(文眞堂、2012年。第3版、2022年)
『変革期のモノづくり革新』(共編著、中央経済社、2017年)
『フレデリック・テイラーとマネジメント思想』(関西大学出版部、2019年)
『ビジネスとは何だろうか』(文眞堂、2020年)
『ビジネス・マネジメント』(監修、東京法令出版、2023年)
『グローバル経済』(監修、東京法令出版、2023年)他
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