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- カテゴリ:一般
- 発売日:2023/01/27
- 出版社: ふらい人書房
- サイズ:21cm/288p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-909174-12-3
読割 50
紙の本
サーモン 人と鮭の物語
サーモンとはどんな魚なのか、人は歴史的にこの魚とどう関わってきたのか。サーモンの意外な生態を科学的事実で示しながら解説。人の手によるサーモン殺戮の歴史、そしてあまり明るく...
サーモン 人と鮭の物語
サーモン ―人と鮭の物語―
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商品説明
サーモンとはどんな魚なのか、人は歴史的にこの魚とどう関わってきたのか。サーモンの意外な生態を科学的事実で示しながら解説。人の手によるサーモン殺戮の歴史、そしてあまり明るくない将来を語る。【「TRC MARC」の商品解説】
『鱈ー世界を変えた魚の歴史』など、数多くの世界的ベストセラーを生んだマーク・カーランスキーの最新作。本書を読めば、サーモンという魚がどんな魚なのか、人は歴史的にこの魚とどう関わってきたのか、今、サーモンはどういった状況に置かれているのか、といったことが理解できる。まず著者はサーモンがどんな魚なのかを、冒頭のPART1で紹介するのだが、ここで読者はサーモンの意外な生態を知って驚くかもしれない。サーモンが「生まれた川へ戻る」回帰性について知らない人は少ないと思われるが、「生まれた川へ戻らない」サーモンが種を持続させるために重要な役割を担っていることを知っているだろうか? あるいは同じサーモンでもベニザケとピンクサーモン(カラフトマス)では回帰率が違い、それぞれの種ごとに独自に仕組まれた生存戦略があるといったこと、サーモンの中で最も古いと考えられているのがサクラマスで、新しい種がピンクサーモンであることなど、著者は科学的な事実をわかりやすい言葉で明らかにしてくれる。次のPART2で、著者はサーモンと人間の関わりについて筆を進める。ここで私たちが知ることになるのは、人の手によるサーモン殺戮の歴史である。乱暴に言ってしまうと、産業革命以降の人類の発展の歴史は、そっくりそのままサーモンが絶滅へ向かう歴史でもあるのだ。そうして自分たちで殺しておきながら、殺し過ぎて食べる分がなくなると、今度は無理にでも増やそうとして、孵化場を発明し、ほぼ同時期に養殖を始めるわけだが、このあたりがPART3で語られ、最後のPART4でサーモンの、あまり明るいとは思えない将来が語られる。【商品解説】
目次
- 序章 二人の漁師 7
- パートⅠ ヒーロー 31
- 第1章 サケとマス 32
- 第2章 英雄の生涯 45
- パートⅡ 人間という天敵 64
- 第3章 サーモンの起源 65
- 第4章 古風な新世界人 89
- 第5章 東洋にいる黄金の魚 110
- 第6章 新世界前夜 115
- 第7章 白人がやって来た 125
著者紹介
マーク・カーランスキー
- 略歴
- 〈マーク・カーランスキー〉アメリカコネチカット州ハートフォード生まれ。ジャーナリストを経て、作家。
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